最近、早起きして時間を有効活用することを実践しています。
何週間か実践してみて、感じたメリットなどをまとめてみます。

早起きすることで、人生が上手くいく!
早起きの全体的なメリットは何と言っても、時間を有効的に活用できることです。
なぜ有効に使うことができるのかと言うのは後述しますが、同じ1時間でもこなせる仕事量が増えるので、これは大きなメリットです。
1日は24時間しかないので、私たちは24時間分の作業しかこなすことはできません。
しかし、その時間でこなせる作業が増えるということは、1日の時間が25時間や26時間に増えたとも考えることができますね。
そうすることで、普段の生活でこなしている作業にプラスアルファを加えることができます。
身近なところで言えば、資格の勉強、運動の習慣、筋トレなどといった感じですね。
やった方が良いことはわかっているけど、日々の忙しさに言い訳してできていない…、そんな作業を毎日の中に取り入れることができるのです。
7つの習慣で言うところの、第二領域の話ですね。
そうした、プラスアルファの活動が積み重なっていけば、それは大きな成果になります。
たとえば、毎日勉強をしていれば、資格取得という結果を出せるでしょう。
毎日運動をしていれば、それは健康と言う結果で返ってきます。
早起きしてできた時間を、自分が達成したい目標に向けて上手く使っていく。
そうすれば、自然に目標を達成できるようになるというわけです。
早起き=日々の貯金と言うようなイメージですかね。
早起きすることで、少しずつ人生の目標に近づいていくのです。
朝の時間は、集中力も高いので効率的に作業をこなすことができます。
それにより、いつもよりも時間に余裕ができます。
その時間を自分への投資に当てる、人生が上向いていきます。
これが、早起きのメリットでしょう。
では、なぜ朝の時間は効率的に作業をこなせるのかを見ていきましょう。
早朝に作業を効率的にこなせる4つの理由
単純に静かなので集中できる

朝は何と言っても静かです。
起きている人が少ないので、騒音が発生しないのです。
いつもはあまり騒音などは気にしないかもしれませんが、実際に静かな環境で仕事をすると、私たちがいかに騒音によって集中力を乱されていたかを理解できます。
他人の会話、椅子に座る音、キータイプの音…
実はそうした無数の騒音によって、私たちの集中力は乱されているのです。
また、視界に動くものが入らないので、それも集中力を維持する要因となります。
たとえば、職場で仕事をしていれば、当たり前ですが人が横を通ったり、目の前を通り過ぎたりしますよね。
普段はなんてことの無いもののように思えますが、実はこうした人の動きが視界に入ることも集中力を妨げています。
これも、実際になくなってみてはじめて気がつきます。
こうした視界への干渉がなくなることも、早朝に作業をするメリットです。
朝早く作業をすることによって、
・聴覚的な妨害を減らせる(他人の会話や生活音)
・視覚的な妨害を減らせる(他人や物の動き)
という効果があります。
これらの妨害は目立って気にはなりませんが、無意識的に私たちの集中力を奪っています。
これらがなくなることによって、いつもより効率的に作業をすることができるのです。
割り込みタスクが無いので、作業がはかどる

朝の作業がはかどる理由として、割り込みタスクが無いことが挙げられます。
割り込みタスクとは、今やっている作業を中断させるようなタスクのことです。
家族からのちょっとした頼み事、メールの返信、同僚からの質問対応、何か緊急の用事など。
もし、集中して作業に取り組んでいる時にこれらの割り込みタスクが入ってしまうと、せっかくの集中状態が途切れてしまいます。
そして、また元の集中状態に入るために時間を要します。
このように割り込みタスクが発生すると、作業の効率がどんどん下がっていってしまうのです。
その点、朝であればこういった割り込みタスクが入る心配はありません。
朝早ければ、そもそも起きている人が少ないので、割り込みタスクが発生する可能性が低いのですね。
家族も寝ているので、何か用事を頼まれることもありません。
仕事の電話やメールも、同僚、顧客ともに寝ているので心配する必要がありません。
このように、朝早ければ割り込みタスクが発生しないので、集中力を切らすことがなくなるのです。
割り込みタスクの発生によって、作業が中断されることがなくなる。
それによって、長い時間集中力を維持することができる。
いつもより効率的に作業を行うことができるというわけです。
脳に余計な情報が無い

集中力が乱れる原因は、何か気が散るものが存在するときです。
机の上に漫画などが置いてあると、それが目に入るたびに「続きが読みたい」などの雑念が生じ、集中力をかき乱しますよね。
それは脳内の散らかりにも同じことが言えるのです。
脳の中にいろいろな情報が散らかっていると、それらが集中力を乱す原因になるのです。
たとえば、朝起きて何か嫌なことがあったとしましょう。
その記憶はふとした瞬間に思い出され、自分の感情をかき乱します。
楽しいことがあった時も同様です。
ふとした瞬間にそれに思いを馳せることで、意識が集中すべき作業から離れてしまい、集中力を失います。
そして、そうした集中力をかき乱す情報と言うのは、起きてから活動の時間が長ければ長いほど溜まっていきます。
起きている時間が長ければ長いほど、いろいろなことをしますよね。
その中で、夜にご飯に行く約束をしたり、上司から怒られたり、仕事の締め切りを思い出し不安になったりします。
起きてから活動をしていく中で、そうした集中をかき乱す情報がどんどんたまっていくのです。
つまり、朝から夜になるにつれて、脳の中に不要な情報がたまっていくということです。
こうした不要な情報は集中力をかき乱します。
集中して作業をしたいのであれば、集中を乱す不要な情報が少ない朝の時間に作業を行うべきです。
1日を有意義に過ごそうという意識が芽生える

朝早く起きると、気持ちが引き締まります。
早朝の雰囲気がそうさせるのか、早起きすることによって自分を律している気持ちが生まれるからか、理由はわかりませんが「1日を有意義に使おう」という気持ちになれるのです。
そうした気持ちになると、自然と時間を有意義に使うために何をしようかと考えることになります。
何事をするにも、まずは気持ちが大事です。
時間を大事に使おうと思うことで、実際にそのように行動できるようになるのです。
この気持ちを有効利用するためには、起きてからのルーチンを決めておくといいです。
ルーチンであれば何も考えずにその作業をすることができます。
また、それらをしっかりこなすことで、自分を律しているという感覚が生まれ、それがさらに時間を有意義に使おうという意識を後押ししてくれるのです。
あとは、単純に身体と脳を目覚めさせるいい準備にもなります。
布団を整えたり、窓を開けて朝日を浴びたり、ゆっくりコーヒーを飲んだりと言ったルーチンを作るといいでしょう。
1回やってみれば、やめられなくなる
色々書きましたが、やはり一番は実践してみてそのメリットを実感することです。
私も早起きはいいと知りながらも、なかなか実践はできていませんでした。
それは、身を持ってその効果を実感できていなかったからです。
だから、「本当に早起きしていいことがあるのか?」という疑いがあったのですね。
しかし、1回その効果を実感すると、自然とそれを続けたくなります。
特に頑張らなくても早起きが習慣化するのですね。
ですから、早起きを習慣にしたいなら、思い切って1回やってみることをおすすめします。
まだまだ日が浅いので、感じられる効果も表層のものが多いかと思います。
続けていく中で、さらなるメリットや変化などあると思うので、何かあれば随時追記していきます。
朝起きるための方法
朝起きるのはいいことだとわかっていても、なかなか起きられない。
その気持ちはよくわかります。
しかし、それを断ち切り、思い切って起きてしまうことが早起きのコツです。
では、そのためにはどうしたらいいのか。
そんなTIPS的なものを紹介していきます。
目覚ましをベッドから離れたところに置いておく
これはよく言われていることですね。
目覚ましをベッドから離して置いておくことで、寝たままアラームを止められないようにするのです。
止めるためには、一度立ち上がらないといけないので、それによって自動的に目が覚めるのです。
寝る前に○○時に起きる念じる
これは経験のある方も多いのではないでしょうか。
どんなに寝不足でも、次の日に大事な予定がある日などは、絶対に起きれますよね。
これは、寝る前に「絶対に○○時に起きる」ということを念じているからです。
起きた後すぐにちょっとしたエクササイズをする
起きた後にちょっとしたエクササイズをすると心拍数があがり、血流が活発になるので、目が覚めます。
ストレッチなど軽めのものがおすすめです。
筋トレなどあまり体に負荷がかかるものは、健康への悪影響があるため避けた方が良いでしょう。
白湯を飲む
朝起きて白湯を飲むと目が覚めます。
内臓が温められて、活性化するからでしょうか。
またお腹の調子も良くなるので、一石二鳥です。
便秘や下痢などで困っている方にもおすすめです。
寝床を整える
朝起きたらすぐに寝床を整えましょう。
ベッドメイキングですね。
綺麗に整った寝床を見ると、それを乱したくないという思いが生まれます。
それによって二度寝を防止することができるのです。
自分の睡眠時間は足りていると思う
人が眠いと思うのは、「睡眠時間が足りていない」と思うからだそうです。
一般的には7時間から8時間寝ないと睡眠は十分でない、と言われています。
しかし、実際にはそれよりもずっと少ない睡眠で問題なく活動している人もいます。
ですから、本当はそんなに睡眠時間は必要ないのかもしれません。
寝不足な気がするのは思い込みのせいかもしれません。
自分は5時間でも十分活動できる、と思えば案外生活できるものです。
しかし、もちろん8時間以上睡眠が必要な体質の方も存在します。
やってみてどうしても寝不足を感じるのであれば、無理に睡眠時間を減らす必要はないでしょう。
その方がかえって、全体の活動のパフォーマンスが下がってしまう可能性があります。
もともと睡眠時間は短くてもいいのだけれども、思い込みのせいで長時間睡眠をしている。
この手法は、そんな人が自分の適正な睡眠時間を知るためのものなのです。
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これらは一つ一つ別々に行うよりも、いくつかを組み合わせて使うことで効果が増します。
取り入れられそうなものから実践していってみてください!


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