b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2018/06/30

人生を楽にしたいなら若いうちに努力しろ

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サマリ

人生を楽にしたいなら自身のレベルを上げる必要がある。

レベルを上げるなら若いうちの方が絶対いい
なぜなら、そうすることで早期にレベルの高い仕事をこなすことができ、質の高い経験を積むことができる。
それによってさらに成長するという好循環が生まれるから。

努力と言っても何か特別なことをするわけではない
毎日勉強するとか、周りよりも少しだけ努力をする。
そして、それを積み重ねることが大事。
それが10年、20年後に大きな差となる。

努力をするのは確かに辛い。
しかし、努力でどうにかできるうちはまだいい。
年を取ってしまうと、もはや努力ではどうにもできない時が来る。
「もうどうにもならない」という絶望感は努力の辛さの比ではない。

レベルが上がれば人生は楽になる

生きていると、給料が低かったり、プライベートの時間が無かったりと、様々な不満が出てきます。
しかし、大抵の場合、それらの不満は自分のレベルを上げることで、かんたんに解決します。
なぜなら自分のレベルが上がれば、条件のいい仕事につけるからです。
条件のいい仕事とは、給料が良かったり、時間の融通が利きやすかったりする仕事です。
お金や時間に自由が利けば、その分豊かな人生が送れるのです。

また、自分のレベルが高ければ、その仕事に固執しなくてもよくなります。
平均よりレベルが高いので、あなたの能力を欲しがる会社はたくさんあります。
だから、今の会社を辞めても、簡単に別のところに行けるのです。
実際に辞めないとしても、「いつでも辞めれる」というのは精神衛生上とてもいいことです。
「ここを辞めたら後が無い…」と言うような切羽詰まった状態で生きなくてもいいのです。

このように、自分のレベルが上がれば、条件は良くなるし、好きな時に辞めたりできるのです。
人生の選択肢がいっきに広がるのです。
一方、能力が低いとどうしても選択肢が狭まります。
いつまでたっても給料が上がらない、自分の時間も取れない、今の職場を辞めたら次の仕事が見つかるか、といったことに悩まされないといけません。
しかし、レベルが上がれば、自分で自分の人生をコントロールできるようになるので、生きていくのが非常に楽になるのです。

なるべく若いときに努力した方が良い理由

レベルが上がれば人生が非常に楽になります。
そして、レベルを上げるのであれば、若いうちにやるのが一番いいです。

若いうちにレベルが上がると、その分早くにレベルの高い仕事ができるようになります。
そうすることによって、早いうちから質の高い経験を得ることができるのです。
例えば、手順書に従った定型的な作業と何人かの部下をマネジメントする仕事では、どう考えても後者の方が質が高いです。
それを1年も続けたら後者の方が圧倒的にレベルが高くなっています。

このように、早いうちにレベルが上がると、早期に質の高い経験を積むことができます。
それによってさらに成長していくという好循環が生まれるのです。
だから、若いうちに努力し、他よりも抜きんでる必要があるのです。
ここでいう他とは、単に同期だけの話ではありません。
同じ世代、もっと言えば労働者全体の中でと言う話です。
労働者全体の中で抜きんでることによって、はじめて高い待遇の仕事を勝ち取ることができるからです。

努力と言ってもそんなに大したことはしなくていい

周りから抜きんでるためには努力が必要です。
しかし、努力と言っても別に特別なことをする必要はありません
毎日1時間勉強するとか、他の人がやらないような業務を率先してやるとか。
その程度のことで構わないのです。
なぜなら、その程度のことですらほとんどの人はやっていないからです。
だから、それをするだけで容易に周りから抜きんでることができるのです。

周りよりも一歩抜きんでれば、その後は成長の好循環が待っています。
一度上昇気流に乗れば、後はどんどん上がっていくのです。
その成長の上昇気流に乗るためにも、人よりも少しだけ努力をしましょう。

抜け出すことのできない絶望感が一番つらい

若いうちに努力をすれば成長の好循環に乗ることができます。
逆に年を取ってからだと、大きくは成長できません。
それはつまり、大して給料も上がらず、人生も楽にならないことを意味します。

若い頃に頑張ってきた人は、何十年も努力を続けてきたことになります。
年を取ってから追いつこうと思ったら、その分の努力をしないといけません。
若い頃ならいざ知れず、年取り体力も落ちている中でそんなことができるでしょうか。
恐らく、ほとんどの人は無理でしょう。
そしてその間にも若い頃に努力した人は成長を続けます。
あなたよりもレベルの高い仕事をこなし、質の高い経験を積んでいくのです。

つまり、年を取ってから抜きんでようとしても難しいのです。
と言うよりも、ほとんど不可能に近いです。
だからこそ早いうちに努力をするべきなのです。

確かに、若いうちに努力をするのは大変かもしれません。
しかし、一生低賃金でそこから抜け出すことができない絶望感に比べたら大したものではないはずです。
それは死にたくても死ねない生き地獄のようなものです。
それを考えれば若いうちに努力することの重要性が理解できるでしょう。

カテゴリー: 仕事術・キャリア
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