隙間時間を有効活用するには作業を細分化すればいい
努力を続けるためには、何といっても時間の確保が重要です。
しかし、現代人は何かと忙しい。
仕事に家事にとやることは山積みで、時間はいつだって足りません。
そうした状況を打開するための方法のひとつとして、隙間時間を有効活用するというものがあります。
これは、通勤時間や休み時間などのちょっとした空き時間を利用して、作業をすすめるというものです。
隙間時間を有効に使うためには、作業のパッケージ化が必要です。
パッケージ化とは、独立性を保ち、かつ短時間で完了するようなタスクにすることです。
そのためには、なるべく作業を小さい単位で分割することが必要です。
例えば、文章を書くという作業であれば、以下のように作業を細分化することができます。
・主題を決める
・文章を書く
・構成を整える
・推敲
文章を書くだと、作業単位が大きく、隙間時間で終わらせることが難しいです。
しかし、このように細分化されれば、「空いた時間で推敲しよう」などと言ったことが可能になります。
また、パッケージ化ではどこでも中断できて、かつどこでも再開できることが大事です。
例えば、文章を書くという作業中に中断が発生した場合を考えてみます。
また再開する場合は、どのような文章を書こうとしていたか思い出すところからはじめないといけません。
これでは、再開と中断が気軽に行えません。
しかし、作業を細分化すれば、中断と再開できるポイントが増えます。
例えば、主題を決めたらやめるとか、構成を整えたらやめるとかができます。
そうすれば短い隙間時間でも作業を進めることができます。
ただし、細かい作業単位にすると、今度は管理が大変になってきます。
どの作業がどこまで進んでいるのかをどこかで管理しておかないといけません。
作業を細分化すればするほど、その管理の手間は増えていきます。
作業を細分化すれば、隙間時間を有効に使えます。
しかし、管理に手間がかかるので、トータルの工数は増えてしまいます。
そこの塩梅を上手い具合に調整して、もっとも効率よく進めるようにしていく必要があります。