目標達成が自動的に達成される仕組みの作り方
目標達成のためには仕組みが重要
目標を達成するのに一番重要なのは、仕組みです。
特に意識しなくても自動的にやるべきことが行われるような仕組みを作り上げるのです。
そのような仕組みが完成すれば、あとは日数が立てば自動的に目標が達成されます。
例えば、300ページある本を読むのを目標に据えたとします。
仮に1日10ページ読み進めるような仕組みが完成すれば、30日で読み終わることができますよね。
これはかなり単純化した例ですが、要は同じことです。
複雑な目標であっても、自動的に進んでいくような仕組みを作ってしまえば自動的に達成されるのです。
仕組みづくりの3つのカギ
では、どうすれば自動的にことが進んでいく仕組みを作れるのか。
それには3つのポイントが存在します。
スケジュール
自動的に進んでいくためにはスケジュールが重要です。
目標達成までにどれくらい時間を費やさないといけないのか、そこから逆算して1日あたりどれくらい活動に費やす必要があるのか。
そして、その必要分を1日のうちのいつやるのか?
朝起きてすぐか、それとも帰ってきてからやるのか。
こうしたことを決め、明確なスケジュールに落とし込むことが必要です。
理想形は、生活に組み込んでしまうことです。
例えば、歯磨きやお風呂に入るのは、毎日継続して行っています。
それは生活に組み込まれているから、生活の一部になっているからです。
「寝る前に歯を磨かないと」と思うことは誰にでもあるでしょう。
これは、歯磨きが生活に組み込まれている証拠です。
それありきで1日のスケジュールが立てられているのです。
生活に組み込むには、毎日やる活動と紐づけるのがいいです。
例えば、歯磨きは寝る前、つまり就寝と紐づいています。
それと同じように、勉強も就寝と紐づけてみたらどうでしょうか。
そうすれば、「寝る前に勉強をしないと」という思考になっていくのです。
省力化
目標を達成するには、頑張らなくてもそれを実行できることが重要です。
仕事が終わって疲れた状態で、「さぁ、やろう」というのはなかなかしんどいです。
何日かであれば気力で乗り切れるかもしれませんが、ずっと続けるとなると難しいです。
このように取り掛かるのに気力を要するような形だと続けるのが大変です。
続けるためには、簡単に続けられるようにする必要があります。
例えば、ダイエットをするのであれば、早歩きで帰宅するなどがいいです。
これは、通勤と運動を同時にできるからです。
運動のためにわざわざ気持ちを奮い立たせる必要がないのです。
言い換えれば、通勤しながら運動をできるので、あまり頑張らなくても続くのです。
勉強であれば、家に帰ってからやるよりも会社で済ましてしまった方が楽です。
家に帰ると、一息ついた状態から、また自分を奮い立たせないといけません。
しかし、会社で済ませるのであれば、仕事をする流れで一緒にできます。
家に帰ってから、また頑張るよりも楽に取り掛かることができます。
常に頭の片隅に置いておく
目標達成というのは、優先度の低いタスクです。
別にそれを達成できなかったからと言って、困るわけではありません。
できるといい、というような部類のものなので、優先度は下がっていくのです。
なので、ちょっと忙しくなったりすると、すぐにやらなくなってしまいます。
そうならないためには、常に頭の片隅に置いておき、意識することが大事です。
常に頭のどこかで「やらないといけない」と思っておくのです。
そうすると不思議なもので、時間が無くてもやるようになるのです。
ということは、どんなに忙しくても、「忘れない」ということを徹底するのです。
忘れないことを徹底できれば、もうやったも同然というわけなのです。