十分な睡眠をとった方がトータルでは得
世間では普通に言われていることであるが、最近身を持って実感したことがある。
それが、睡眠の重要性である。
睡眠時間を削れば、その分を作業にあてることができる。
しかし、適切な睡眠をとらないと全体的な作業効率が落ち、トータルで損をするのである。
実際に5時間睡眠の時と8時間睡眠の時では仕事への集中力が全く異なる。
8時間睡眠の方が、集中力を高く維持でき、定時内で仕事を完了させることができる。
5時間睡眠だと睡眠を削ったぶん時間ができるが、仕事の効率は下がり、残業が増える。
結局、浮いた時間が残業に消えていくだけなのであまり意味が無い。
そうであればしっかり睡眠をとって仕事を終わらせた方がよい。
十分な睡眠は集中力を高めてくれる他にも、やる気を出させるという効果もある。
寝不足の時は仕事が終わると疲れ切っていて何もする気が起きなかった。
しかし、十分に睡眠をとった時は、まだ体力が残っているので、何かしようという気分になれる。
これは休日においても同じことが言える。
寝不足の時は「休日まで頑張りたくないな。ダラダラしよう…。」という風に考えてしまう。
一方、しっかり睡眠をとった時は、「せっかくの休日だし、平日に進められなかった分を進めてしまおう!」という風に前向きに考えられる。
最初は単純な気持ちの問題だと思っていたが、どうやらそうではなく睡眠時間による体調の好不調が関係しているようである。
十分かつ質のいい睡眠をとるためには、それなりのコストをかけても良い。
それによって作業効率があがったり、前向きに作業に取り組めるのであれば、それに係るコストなど微々たるものである。
むしろそこにコストを払わなかったらどこに使うのか。
具体的には寝具や照明にこだわったりすることが考えられる。
また、身体を疲れさせるために運動するのもいい。
良質な睡眠のために1時間程度を運動に費やすのであれば、それは費用対効果のいい投資だと考えられる。
ここまで十分な睡眠をとることによるメリットを述べてきた。
しかし、もしかしたら、寝不足だと集中力が低下したり、やる気がでないというだけの話なのかもしれない。
いずれにしても、寝不足よりはしっかり寝たほうが個人的なプロジェクトも進んでいくというわけである。
あくまで自分の体験に過ぎないが、睡眠は十分にとった方が、トータルで得をすると思う。