b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/10/12

待ち時間の多い仕事は人生の無駄遣い。さっさと手を引こう。

5分10分の待ち時間は完全な無駄である

仕事をしていると待ち時間と言うのがどうしても発生する。
例えばAという作業をしていても、その中では処理待ちや返信待ちなどの待ち時間が発生する。
この待ち時間が例えば30分とか1時間とかもっと長い時間であれば、その時間を他のことにつかうことができる。
むしろ、その時間をずっと何もしないで待つ方がもったいない。

しかし、その待ち時間が5分とか10分とかの短い時間だと問題が生じる。
その短い時間でできる作業と言うのは限られている。
仮にすこしボリュームのある作業をした場合、待ち時間では終わらない。
途中で作業が中断されてしまうので、切り替えコストが生じる。
切り替えコストとは、頭を切り替えるためのコストである。
これが頻発すると、かなりの時間のロスとなる。

さらに頭の切り替えは脳のエネルギーを消費してしまう。
これが頻発すると集中力や効率が下がってしまい、全体のパフォーマンスも下がる。
たかだか5分程度の時間を有効活用するために、全体のパフォーマンスが下がってしまっては意味が無い。

以上を踏まえると、ちょっとした待ち時間というのは、どうやっても無駄にしかならない。
その時間を有効活用しようとすると全体のパフォーマンスが下がってしまうので、結局何もしないのが一番いい。
それは完全に無駄な時間となる。

待ち時間の多い仕事はすればするほど損をする

もしこのような5分10分の待ち時間が頻発するような仕事をしているのであれば、それは非常にもったいない。
それは完全に無駄な時間だからである。
この「無駄」というのをもう少し詳しく見てみよう。

仕事と言うのは、普通時間を捧げることによって給料をもらうものである。
そして、給料とともにスキル、経験も積むことができる。
仕事と言うのは、時間と引き換えに、給料、スキル、経験を得るものだということができる。

しかし、待ち時間と言うのは、このうちのスキルと経験を得ることができない。
普通の仕事比べ、同じ時間を費やしているにも関わらず、得られるものが少ないのである。
ということは、そういった類の仕事を続ければ続けるほど、損をするということなのである。
もし、そうした仕事をしているのであれば早めに手を引いた方が良い。

カテゴリー: 仕事術・キャリア
タグ   :


広告

オススメ記事


PAGE TOP ↑