b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/10/07

マルチタスクをやめ、高い集中力で働く

マルチタスクは生産性が下がる

年次が高くなってくると、どうしても抱える仕事の量が増えていきます。
仕事の量が増えるにしたがって、いろいろなことを同時並行で進めていくことになります。
しかし、こうしたマルチタスクは集中力や生産性を大きく下げる原因にもなります。

そもそも人間の脳はシングルタスクであり、複数のことを同時に処理することはできません。
同時に複数のことをしているようでも、それは短いスパンで作業を切り替えているにすぎません。
切替えには当然切替コストが発生します。
頭を切り替えないといけないからです。
1回1回の切り替えは大したことないかもしれませんが、これを何十、何百と繰り返せば、莫大なコストとなります。
マルチタスクによって頭の切り替えが頻繁に発生すれば、それだけのエネルギーと時間を無駄に消費してしまっていることになります。

マルチタスクは、コストがかかるうえに生産性が下がります。
さらにエネルギーを無駄に消費するので、持続力も下がってしまいます。
何もいいことが無いのでマルチタスクは避けるべきなのです。

とはいえ、現実的にマルチタスクを完全に避けるのは不可能です。
一度に一つの仕事しか抱えていない人というのはいないでしょう。

なので、現実的な解として、仮想的にシングルタスクの状況を作り出すというのがあります。
これは別にむずかしいことではありません。
自分の中でルールを決めて、「今はこの仕事しかしないし、考えない」と決めるのです。
そうすればその瞬間は、その仕事のこと以外を考えなくて済みます。
一時的なシングルタスクの状態が出来上がるわけです。

別の言い方をすれば、頭の中においておくのは一つの仕事までにするのです。
そうすれば、あれこれ考えて、脳のリソースを無駄に消費することを防げます。

プレイングマネジャーでもマルチタスクを避ける方法

管理者でありながら、自らも作業をする。
プレイングマネジャーは、マルチタスクそのものといった働き方です。
作業をこなすには、目の前のことに集中する必要があります。
一方管理等のは、様々な要素を同時並行で考えていく作業です。
これら二つは全く相いれません。
そうした性質の異なる作業を行ったりきたりするのは、非常にエネルギーがいります。
考えなしにこれら二つを行き来していては、すぐに集中力が切れてしまいます。

これを避けるための対策も、先ほどと同じです。
つまり、仮想的なシングルタスク状態を作り出すのです。
例えば、午前中は作業に集中し、午後は管理の作業しかしない、といった具合です。
他にも、会議がある場合は、切替コストがもったいないので、管理業務しかしない、などといったやり方も考えられます。
ポイントは切替の回数をいかに少なくできるかということです。
そう考えると、日ごとに作業と管理を切り替えるのが一番いいのかもしません。

待ち時間に作業をしない

何か作業をしていれば待ち時間が発生するものです、
そうした待ち時間を無駄にしないために、他の作業をしてしまう人も多いでしょう。
その待ち時間が半日とか1日とかであれば、それもいいかと思います。
しかし、5分、10分レベルであれば、むしろ何もせずに待っていた方が効率的だったりします。

例えば、タスクAを実行中に待ち時間が発生しました。
その時間がもったいないので、タスクBを始めたとします。
タスクBをしているうちに、タスクAの待ち作業の方が完了したので、元のタスクに戻ります。
そした再びタスクAで待ちタスクが発生したので、タスクBの作業を始めます。
この際、その作業で何をしていたのか、どこまでやっていたのかを思い出して、頭を切り替えないといけません。
タスクBをやっているうちにまた待ち作業が発生しました。
しかし、タスクAでの待ち作業はまだ完了していません。
そこで新たにタスクCを始めました。
するとタスクCでも待ち作業が発生しました。
では、タスクAとタスクB、どちらに戻りましょうか。

このようなことを繰り返していくと、脳の中のメモリやスタックにあたる部分のリソースがどんどん減っていきます。
そうすると目の前の作業に割くリソースも減っていきますので、集中力や生産性が下がっていきます。
無駄な時間をなくし効率を高めようとしていたのに、結局生産性は下がってしまいます。
これではせっかく待ち作業をなくしたのに、何の意味もありません。
それをするくらいであれば、待ち作業中に別のタスクを入れない方が効率的でしょう。
5分、10分を惜しんで、全体の効率を下げてしまっては、元も子もありません。

もちろん、待ち時間に完了するような作業であれば問題ありません。
その場合は切替コストが発生しませんから。

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カテゴリー: 仕事術・キャリア
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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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