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報酬にリアルタイム性を取り入れて仕事にやる気を出す

仕事をしていてやる気が出ない時はよくある。
では、そもそも、なぜ仕事にやる気が出ないのか。
それは頑張ってやるための動機がないから。
もちろん、一生懸命仕事をすればいいことはある。
スキルは身につくし、評価も上がり、給料も上がるかもしれない。

しかし、それは長期的な話。
今頑張ったからと言って、すぐに給料が上がるわけではない。
人間は長期的な利益についてはあまり興味を惹かれない。
5年後きっといいことがあるから、今は我慢し続けよう、というのは頭でわかっていても、実際にはうまくいかない。

では、どうすればいいのか。
やる気を出すためには、報酬のリアルタイム性が必要。
今頑張った結果が、すぐに返ってことが重要なのである。
ゲームが面白いのは、このリアルタイム性が強いから。
ちょっとレベル上げをすれば、それが強さとなってすぐに返ってくる。
報酬がすぐに与えられるから、面白くなってどんどんのめり込んでいく。

仕事にもこのリアルタイム性を取り入れれば、やる気が出てくる。
仕事で頑張ることによって、その結果がすぐに返ってくるようにすればいい。
そのために一番いいのが、頑張れば早く帰れる、という報酬である。
頑張りがその日のうちに反映されるので、リアルタイム性は高い。

しかし、この手法は普通の企業だと難しい。
普通の企業では終業時間というのが決められている。
早く仕事が終わったからと言って、早く帰っていいとはならない。
さらに残業代がもらえるような職場だと、早く帰るよりもダラダラ残っていた方が得、という場合もある。
そういった場合も、この「早く帰れる」という方法は使えない。

ただ、自分のところは仕事が終われば帰ってもいいというスタンスなので、しばらくはこの「仕事が終われば早く帰れる」というのをインセンティブに頑張っていこうと思う。

カテゴリー: 仕事術・キャリア
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