朝の時間を使って現状を脱する力をつける
現状を脱するには鍛錬が必要
「この状況を脱したい」
あなたもそのように思ったことが一度ならずあるのではないだろうか。
現状を脱するには、それだけの力をつけなければいけない。
人は、自分の程度にあったレベルの組織にしか身をおくことはできない。
だから、そこを脱したいのであれば、今以上に自分を鍛えるしかない。
自分を鍛えるためには、今以上の負荷をかけないといけない。
その環境で過ごすだけでは力はつかない。
自主的にプラスアルファの鍛錬を積まないといけない。
たとえば、今の会社から脱出したかったら、その会社で仕事をするだけでなく、それ以外の時間で勉強したりして、自らを高める必要がある。
朝の時間を使って鍛錬する
そして、そうした自主トレをするためには、当たり前だがそのための時間が必要である。
会社の仕事に忙殺されていては、自分を鍛えることは難しい。
だが、そうはいっても時間を作るのは難しい。
今日は早く帰ろうと思っても、急に仕事が入ったりして予定通りにはいかない。
仕事を早く終わらせる、というアプローチは破綻しやすい。
なぜなら、不確定で、自分でコントロール不能な要素が多すぎるからだ。
昨日は時間を確保できたけど、今日はできなかった、というようなことが続くと、やる気も安定しない。
常に自主トレの時間を確保できることが理想だ。
そこで、考え方を変えてみる。
仕事が終わってから自主トレをするのではなく、仕事に行く前に自主トレするのだ。
就業時間は自分ではコントロールできないが、始業時間は一定である。
そこから自主トレの時間を逆算して早くおければいい。
そうすれば、コンスタントに自己鍛錬の時間を保つことができる。
それに、仕事終わりの疲れた状態で自主トレするよりも、朝のすっきりした状態でやった方が効果も高い。
早く起きる分、早く寝れば、全体の睡眠時間も減らない。
自主トレの効果だけが高まる。
夜早く寝る方法
このように、論理的に考えれば朝の時間を有効活用した方がいい。
しかし、実際にやろうとすると、なかなかできないのもまた事実である。
どうしても帰った後にダラダラしてしまい、早く寝れないという気持ちはよくわかる。
帰ったらすぐに就寝準備に入る
そうならないためには、帰ってきたらその勢いで就寝準備をするのがいい。
ダラダラしてしまうのは、テレビをみた、パソコンを開いたと、ちょっと一息ついてしまうことがきっかけとなることが多い。
だったら、そのきっかけをなくしてしまえばいいのだ。
帰ってすぐに風呂に入り、歯を磨く。
一息つく間もなく就寝準備を終えてしまえばいいのだ。
そこまで準備が整ってしまえば、なんとなく「もう寝ようか」と言うような気分になるものだ。
夕食は外で済ます
また、就寝を早めるためには食事を外で済ましてしまうのもいい。
家で食事をとると、どうしてもダラダラしてしまいがちだ。
テレビを見ながらダラダラと食べ、あと30分、あと30分を繰り返し、しまいには晩酌をはじめてしまう。
家で食事をとると、このように夜更かしをしてしまう可能性が高くなる。
だから、食事は外で済ましてしまおう。