人生を変えたいなら目の前の一日を全力で生きよう
「こんな生活はもう嫌だ…」
そのように思う人は多いのではないかと思います。
現代は働いても収入は上がりにくく、生活も豊かになりません。
そんな状況の中で、希望を失ってしまう人も多いのではないでしょうか。
たしかにそれは事実です。
昔と比べ、今は非常に生き辛い時代になっています。
しかし、それを嘆いたところで現状は何も変わりません。
文句を言ったところであなたの生活が上向くわけではないのです。
環境を変えるには、まず自分を変えるしかありません。
自分が変われば、おのずとふさわしい環境に身を置けるようになるのです。
自分を変えるにはまず、目の前の一日を変えていく必要があります。
今のままの生活をしていたら、今のままの自分から何も変わらないのです。
文句を言っても何も変わらない
環境に文句を言っても何も変わりません。
家族が嫌い、職場が最悪、友達が面白くない…
たしかにそれは事実なのかもしれませんが、それを言ったところで何も変わりません。
それが嫌なら自分がそこから出ていけばいい。
もっとレベルの高い環境に行けばいいのです。
そもそもそのような環境に身を置いているのは、あなたがその程度の人間だからです。
あなたのレベルがもっと高ければ、もっと満足のいく環境に行けたでしょう。
その環境があなたのレベルにふさわしいのです。
周りのレベルが低いのは、そもそもあなたがそのレベルだということ。
まずは、それを認めましょう。
ここではないどこかを求めるのは勝手ですが、今の環境でも満足に何もこなせない人間が他のところにいって何をするというのでしょうか。
文句を言っている暇があるのなら、自分を高めるために少しでも有意義に時間を使えばいいのです。
その方が文句を言うよりも、ずっと建設的で前向きです。
環境は変えられません。
変えられないことを嘆いていも時間の無駄です。
「どうして今日は雨なんだ」と嘆いても何も変わりませんよね。
だったら傘をさすしかないのです。
雨が降っていることを嘆くよりも、傘を手に入れる努力をしましょう。
変えられるのは自分だけ
周りを変えることはできません。
変えられるのは自分だけです。
そうであれば、文句を言わずに自分を高めることに時間を使いましょう。
自分のレベルが高まれば、きっと満足のいく環境に身を置くことができるはずです。
そもそも批判するべきは環境ではありません。
その環境に身を置くことを決めたのは自分自身。
そうであれば、批判されるべきは、その程度の環境にしか身を置けなかった自分自身のふがいなさでしょう。
自分のことは棚に上げて周りのせいにするのは責任転嫁以外のなにものでもありません。
そんな非生産的なことはやめて、今すぐ自分を変えるために努力すべきです。
文句を言うという行為は、自分が努力することを放棄することです。
文句を言うのは、その対象が悪いと思っているという前提があります。
つまり、環境が悪いと思っているのです。
環境が悪いのであれば、自分は悪くない。
「悪くない自分がどうして努力しないといけないのか、変わるべきは環境の方だ。」
文句を言うというのは、このような思い込みが根底にあるのです。
文句を言うのは何一ついいことがありません。
自分のふがいなさから目を背け、努力することを怠ってしまう。
何も生み出さないのです。
今すぐ文句を言うのはやめて、自分を高めるために何ができるのかを考えましょう。
毎日少しずつ積み重ねていくしかない
自分を高めるには、毎日少しずつ積み重ねていくしかありません。
そのためには、日々+αのことをしていく必要があります。
たとえば、仕事で成果を出したいのなら、目の前の仕事をするだけでは足りません。
目の前の仕事をこなしたうえで、それ以上のことをこなさないといけないのです。
その+αが少しずつ積み重なっていき、自分のレベルを高めていくのです。
毎日少しずつ自分をバージョンアップさせていく、そんな感覚です。
その際に気をつけたいのが、大きな目標を目指さないということです。
成果と言うのはなかなか出ません。
一生懸命頑張っても、すぐに別の環境にいくことはでき無いのです。
そうすると、報われなさが前面に出ていまい、やがて努力することを諦めてしまいます。
そうならないためには、ゴールを目指すのではなく、正しく歩き続けることを目指すのです。
毎日少しだけ頑張れば、それは積み重ねとなり自分の人生を変えてくれます。
正しく歩くこと、すなわち一日を大事に過ごすことだけに集中すれば、すべて上手くいくのです。
目の前の一日の質を少しずつ高めていきましょう。
今日の反省をいかし、明日はもっとよりよく生きるのです。
そう意識で生きていけば、あなたはきっと自分にふさわしい環境に行けるはずです。