b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/03/13

「仕事がつまらない…」というあなたへ

「仕事がつまらない…」
「どうして自分がこんなことをしないといけないんだ…」
「職場の人間も客も嫌な奴ばっかりだ…」
あなたは仕事でこのような悩みを抱えてはいないでしょうか?

このような悩みを抱えていると、当然ですが仕事は楽しくありません。
意味のない時間を過ごし、自分の人生を浪費しているような感覚に陥ります。
そうしてだんだんと心が荒んでいき、人も離れていきます。

つまり、つまらない仕事をしている限り、あなたは絶対に幸せにはなれないのです。
納得のいく人生を送るためには、納得のいく仕事に就く必要があるのです。

仕事がつまらない

仕事が不満だと人生も不満だらけ

あなたは満足のいく仕事についているでしょうか?
もし、そうでないというならば、それは問題です。
なぜなら、不本意な仕事を続けると、不本意な人生を送ることになってしまうからです。

つまらない仕事をしていると、ストレスがたまります。
それは自分の人生が搾取されているような感覚になるからです。

そうしてたまったストレスはどこかで発散させないといけません。
その時間は当然ですが、仕事以外の時間ということになります。
つまり、仕事でためたストレスを仕事以外の時間で発散するのです。

これは、少しおかしくないでしょうか。
仕事をしている時間も、そうでない時間もすべて仕事にとらわれてしまっているのです。
しかも、その仕事がつまらないのです。
だとしたら、そのつまらない仕事に縛られている人生が楽しいわけがありません

今、仕事がつまらない、と思っているあなたはまさにそのような人生を歩んでいるのではないでしょうか。
これでは、何のために生きているのかわかりません。
全ての時間が仕事に縛られ、自分のための人生を生きる時間が全くありません。
あなたは、つまらない仕事に一生を費やすために生まれてきたのでしょうか?

納得のいく仕事に就くためには

つまらない仕事をしてしまうと、人生までつまらなくなってしまいます。
それでは何のために生きているのかが分かりませんよね。
その状況から脱却するためには、つまらない仕事と決別することが必要です。

仕事がつまらない原因はいろいろあります。
ですが、もしかしたらあなたの仕事がつまらないのは、仕事のレベルが低すぎるからかもしれません。

レベルの低い仕事というのは、まず仕事そのものが楽しくありません。
たとえば、コンビニのバイトや下請けプログラマーなど。

このような仕事がつまらない理由は、仕事の目的が見えないからです。
自分が何のために働いているのか、だれの役に立っているのかが見えにくいのです。
コンビニのバイトは店の売り上げがどれくらいなのか、そのうちどれくらいが何の経費としてひかれているのか、そして自分の給料が店の利益に対してどれくらいなのか。
そう言ったことが全く見えません。
下請けプログラマーも同じです。
上から降りてきた仕様をもとに、言われるがままにプログラムを作る。
それが何のためにあって、だれの役に立つのかが見えません。

このように、自分の仕事の目的が見えないと、自分がやっていることに意味が見出せません。
ただ、言われたからやっているという状態に陥ってしまいます。

そうなると工夫の余地もありません。
言われたことをやるだけなので、工夫の余地がないのです。
仕事を楽しいと感じられるのは、それを工夫しながら自分のやり方で進められる時です。
そうした舵取りが一切できないからつまらないのです。

レベルが上がるにつれ、少しずつ舵取りができるような権限が与えられます。
たとえば、平社員よりは課長の方が、自分の考えで物事を進めることができますよね。
だから、平社員より課長の方が仕事が楽しいのです。
つまり、レベルが低い仕事よりも高い仕事の方が楽しいのです。

また、そうしたレベルの低い仕事をしている人たちはレベルが低いことが多いです。
能力も低く、人間的な魅力もない。
かといって、自分を磨くために何かを学ぶ意欲もない。
尊敬できる先輩も上司もいない。
このような人たちといても刺激がないので、楽しくありません。
こういった人間関係的な要因でも、レベルの低い仕事というのはつまらないものなのです。

あなたが今の仕事に対し不満を持っているのは、あなたのレベルに対し、仕事のレベルが低すぎるからかもしれません。

自分の人生を歩き始めよう

仕事に不満を持っていると、人生そのものも不満だらけになってしまいます。
そして、その原因はあなたのレベルに対し、仕事のレベルが低すぎるからかもしれません。

もし、人生を満足いくものに変えたいと思うのならば、その不本意な仕事から脱却する必要があります。
脱却することに成功し、満足いく仕事をすることができれば、人生も楽しいものになるでしょう。

では、今の仕事から抜け出すために具体的に何をすればいいのか?
そのために必要なのが、自分を見つめなおすことです。
これは、自分がどのような人生を生きたいのかを真剣に考える、という意味です。

なぜ、自分を見つめなおすことが必要なのでしょうか。
そもそも仕事が不本意なのは、自分が望む人生の方向とずれていることが原因です。
お金持ちになりたいのに、いつまでも安月給では不満が募る一方ですし、
のんびり働きたいのに、残業ばかりではストレスが溜まってしまいます。

ですから、仕事と自分の望む人生を一致させる必要があります。
お金がたくさんほしいのなら、もっとランクの高い上流の会社に行くべきかもしれません。
のんびり働きたいのなら、そもそも都心で働く必要はないかもしれません。

そして、仕事と自分の望む人生を一致させるには、そもそもあなたがどう生きたいのかを考えないといけません。
それがわからなければ、一致のさせようがないですからね。

では、あなたの望む人生とはなんなのでしょうか。
それを考えるにはいろいろなアプローチがあります。
そのうちの一つとして、今回は自分が何を好きなのか徹底的に考えてみるというものを紹介します。

方法は簡単です。
まず、自分が今までの人生の中で一番楽しかった出来事を考えてみます。
それが思いついたら、今度はなぜそれが楽しかったのかを考えます。

たとえば、絵を描くのが楽しかったとしましょう。
では、それがなぜ楽しかったのかを考えるのです。
自分のイメージを具体的なものに表すことができるから?
コツコツと積み上げていって、それが完成していく様に快感を覚えるから?

このように考えることで、なぜそれが好きなのかの本質が見えてくるのです。
もし、少しずつ何かを作るのが好きなのならば、別に絵でなくても建築でもプログラミングでも機械を作るとかでもいいかもしれません。
もしかしたら、絵を描くよりもそっちの方が好きかもしれませんし。

さらに、それでお金を稼げる可能性が高まります。
たとえば、絵で食べていくのは難しいかもしれませんが、プログラミングで食べていくことは十分可能です。
このようにあなたの好きをより現実的な形にできるのも、この手法の優れた点です。

満足いく仕事を見つけるためには、まず自分のことをよく知らないといけません。
そのためにも、自分は何が好きなのか、どのようにして生きて生きたのかを考えることが大事です。
仕事に不満があるのであれば、まずは自分がどうしたいのかを考えてみると道が開けます。

カテゴリー: 仕事術・キャリア
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