伸び悩んでいる人必見!スランプを抜け出すためにPDCAを回す方法。
ある程度努力は続けてきたけど、最近いまいち成果が出ず、伸び悩んでいる…。
そんなスランプに悩まされる人も多いでしょう。
勉強でも趣味でも仕事でもなんでもかまいません。
そういう時は、今までと同じやり方ではなかなか成果を上げることはできません。
今までのやり方で成果が上がらなくなったのですから、当然ですね。
さらなる成果を上げていくためには、今までとは違ったやり方を実践していく必要があるのです。
そのために有効なのが、PDCAサイクルを回すことです。
そこで、今回はスランプを抜け出すためにPDCAサイクルを確実に回すための方法を見ていきましょう。
そもそもPDCAとは
PDCAを回す方法を見ていく前に、そもそもPDCAとはなんなのかを軽くおさらいしていきましょう。
PDCAとは、それぞれのフェーズの頭文字で、
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)
となっています。
まず計画を立て、実行する。
そして、その結果を評価し、改善案を考える。
上記の一連の流れがPDCAサイクルになります。
このように書くと小難しいですが、大事なのは日々改善することです。
毎日の活動を振り返り、改善を積み重ねていく。
そうすれば、おのずと日々の活動が改良されていき、成果も出やすくなるのです。
普通に努力するだけでは1日1歩ずつしかすすめません。
しかし、日々改善を続ければ、1日目は1歩、2日目は2歩…という風に、加速度的に努力の成果が向上していくのです。
ですから、日々PDCAサイクルを回すことが大事なのです。
PDCAは大事だが、結構めんどくさい
日々改善を積み重ねていくことで、加速度的に成果が向上していく。
PDCAサイクルの重要性が理解できたところで、今度は実際にどうすればPDCAサイクルを回していくことができるのかを考えていきます。
PDCAサイクルは、単純に考えれば「振り返ること」です。
昨日の活動を振り返り、今日の活動にその反省点を反映させていく。
単純化して考えれば、ただそれだけのことです。
これを繰り返していれば、かってに活動の質がどんどん上がっていくのです。
しかし、このように言うのは簡単ですが、実行するとなると意外と面倒です。
振り返るためには、そのための活動記録が必要になります。
昨日は何をしたのか、どんなとこで躓いたか、逆にどこがうまくいったか…
そして、今度はその記録を見返すことも必要になってきます。
昨日はこういうところで時間がかかっていたから、今日はそこを気を付けよう、といったように。
この活動は結構時間がかかります。
何か活動を始める前に、今までの記録を見直して反省点を見つける。
そしてそれを意識しながら活動を行う。
終わったら、今日の活動の反省点を記録する。
…
どうでしょうか。
読んでいるだけでも面倒になってきたのではないでしょうか?
そもそも日々の努力というのは、それ自体が結構面倒なものです。
たとえば、英語の勉強、資格試験対策、ランニング…。
それらをやりつつ、そのPDCAを回すのはなかなか骨の折れる作業です。
ともすれば、そのせいでせっかく続いた努力が中断する危険性さえあります。
仕事で実践するのならいいですが、個人的な努力に適応するのはなかなかハードルの高いものです。
しかし、だからといって改善を行っていかなければ、いつまでたっても進歩の度合いが一定のままです。
そのままではスランプを抜け出すことができないのです。
ですから、時間と手間をかけずにPDCAサイクルを回すことが大事になってきます。
手間と時間をかけずにPDCAサイクルを回す方法
PDCAサイクルは大事だが、実践するのは結構めんどくさい。
そこで重要になるのが、手間と時間をかけずにPDCAサイクルを回すことです。
もし大した労力をかけずにPDCAサイクルを回すことができれば、努力の妨げにはならないからです。
PDCAで大事なのは、反省点の洗い出しとその実践です。
最低限、そこさえできていれば改善は進んでいきます。
では、手間をかけずにそれらを実施するにはどうすればいいのでしょうか。
そのために有効なのが、昨日の改善点を今日の活動に反映させることです。
そしてその改善案は1日1個でいいです。
これであれば、PDCAを楽に回せます。
昨日の反省点を確認
↓
今日の活動に反映
↓
今日の反省点を洗い出す
通常の努力に加え、前後に2,3分ほど作業が追加されるだけです。
これであれば、そこまで面倒ではないです。
また、昨日の反省点を今日の活動に反映させるだけなら、反省点をずっと記録しておく必要もなくなります。
昨日の分さえあればいいのですから。
そして、昨日の分だけであれば、見返すのも一瞬で終わります。
この方法はとても楽ですが、1つだけ気を付けないといけない点があります。
それが、それまでの反省点が漏れないようにすることです。
昨日の反省点はいかされているけど、一昨日の反省点は抜けている、というような事態は避けないといけません。
これでは、全然改善されていませんからね。
この事態に陥らないためには、それまでの改善点を手順に組み込むことが大事です。
たとえばランニングで途中でばててしまうという問題点があったとします。
それを改善するために、ペース配分を意識しながら走ることにしました。
そのために、○分にこの地点を通過する、というようにマイルストンを設定しました。
こうすれば、そのマイルストンを守っていれば自動的にペース配分は保たれることになります。
さらに突き詰めれば、そのマイルストンを守るために定期的にアラームを鳴らすなどが考えられます。
このように、何も考えなくても、その手順に従えば今までの改善案が実施される仕組みを作ることが大事です。
そうすれば、改善案の実施に意識を割かなくても構築された手順に従えば、自動的に改善案が実施されるのです。
PDCAを回せば道は開ける!
努力を続けていると、どうしても伸び悩む時期が絶対に来ます。
そういう時は、いろいろな不安に駆られます。
「このまま続けいいのか?」
「ずっと成果が出ないんじゃないか?」
「やめたほうがいいんじゃないか?」
しかし、それはただやり方に問題があるだけです。
適切なやり方を実施することができれば、絶対に成果は出るのです。
そして、やり方を改善するためにはPDCAサイクルを回せばいいのです。
伸び悩んでいると感じたら、ぜひPDCAサイクルを回してみてください。
そうすれば、スランプから抜け出すための光が見えてくるはずです!