すぐに取り掛かれる状況を作れば、努力は続く!
何かで成果を上げるために一番大事なのが、継続することです。
どんなに適性や才能があったとしても、継続して努力することができなければ、それが芽を出すことはありません。
逆にこれといった才能がなくても、ひたむきに努力を続けれあ何かしらの成果は出るものです。
しかし、同時に最も難しいのが続けるということです。
一時はやる気が出て続くかもしれません。
しかし、その気持ちを1年間続けることはできません。
絶対に途中で力尽きてしまいます。
では、いったいどうすれば努力を続けることができるのでしょうか。
今回は努力を継続するための方法を考えていきます。
気持ちで努力は続かない
努力を続けることは大事です。
では、努力を実際に続けるために必要なことは何でしょうか。
それは、続くような仕組みを構築することです。
気持で努力は続きません。
一時はやる気に充ち溢れ、一日何時間もそれに打ち込むことができるでしょう。
しかし、三日坊主という言葉があるように、その時の気持ちをずっと続けるのは難しいです。
気持ちで頑張っていた努力は、当たり前ですが、気持ちが萎えた瞬間に続かなくなります。
つまり、努力を続けるために必要なのは気持ではないのです。
やる気が出なくても続くような仕組みが必要なのです。
たとえば筋トレにやる気が必要でしょうか。
もちろんあった方がいいでしょうが、別になくても筋肉は付くでしょう。
それと同じことで、ただ淡々と続けさえすれば成果はついてくるのです。
すぐに取りかかれる環境を作る
努力で必要なのは、やる気がなくても続くような仕組みを作ることでした。
では、具体的にどのような仕組みを作ればいいのでしょうか。
努力で必要なのは、とにかくやることです。
その作業に取り掛かる時間を増やせば、必然的に成果はついていきます。
では、とにかくやるためには何が必要でしょうか。
そのために必要なのが、すぐに取りかかれる環境を作ることです。
ふとした瞬間や、隙間時間に取り掛かることができれば、おのずと作業時間は増えます。
一回一回は少ないものかもしれませんが、それが積み重なれば結構な時間になります。
たとえば、私は今英語の勉強をしています。
すぐに断念してしまう私には珍しく、これは1か月も続いています。
それは、英語の学習にすぐに取りかかれるような環境があるからです。
具体的には、スマホのアプリで学習をしています。
これならば、通勤時間やちょっとした空き時間などに勉強することが可能です。
このように、すぐに取りかかれることによって、毎日少しずつではありますが、学習が進むのです。
つまり、すぐとりかかれる環境を作れば、かんたんに取り掛かれるので努力が続きます。
そして、やり続けることができれば、成果もおのずと上がってくるというわけです。
そのうえで効率的に練習できる工夫をする
先ほどの英語の例は、すぐに取りかかれて、かつ効果的な学習ができるものでした。
そのアプリはなかなか高性能で、間違えた単語を記憶して、重点的に出題してくれます。
それによって、自分はただアプリを起動するだけで、弱点を克服できるのです。
つまり、効果的な学習ができるということです。
別の例を出してみましょう。
私は家にいる時、手元にいつもギターをおいています。
そのおかげでふとした時に弾くことができます。
ここまではいいのですが、この後がいまいちです。
弾くは弾くのですが、すでに弾けるフレーズを適当に繰り返したり、簡単な曲ばかり弾いたり。
効率的な練習ができないので、上達しないのです。
もし、難しいフレーズや練習が必要なフレーズを練習すれば、どんどん上達するでしょう。
しかし、そのような効率的な練習ができていないのです。
つまり、ただやるだけでは効果は薄いということです。
すぐやることができて、なおかつ効果的な練習ができることが大事です。
そしてそのためには工夫が必要です。
さっきのギターの例でいえば、あらかじめ練習するフレーズを決めておくのです。
そうすれば、ふとギターを手にとって練習したとしても、それが意味のある練習となるでしょう。
すぐにやれる環境、それプラス効率的な練習ができる工夫。
その二つがそろえば、おのずと成果は上がるでしょう。