「どうせ無理」は気にするな!自分にできないことなど何もない
「どうせ無理」
「やっても無駄」
「できるわけない」
…
何か常識から外れたは発言をすると、絶対にこのような言葉が返ってきます。
みなさんも経験があるかと思います。
そして、そうした心無い言葉によって、私たちは自分の夢を諦めてしまいます。
自分にはどうせ無理なんだ、と挑戦する前から諦めてしまうのです。
もっと安全な、安定した生き方を選択するようになるのです。
しかし、これは本当に正しいのでしょうか。
自分のやりたいことを諦め、不本意な状況で生きていく事。
それが幸せと言えるのでしょうか。
やりたいことを諦めるというのは、自分の可能性を諦めることです。
自分の可能性を試すことなく、生き続ける。
そのような生き方をしていると、自分の人生に意味を感じられなくなります。
自分が何のために生きているのかがわからなくなります。
自分の可能性を試すことなく、先の見える安定した人生を生きるのは、楽なように見えて意外と苦しいものです。
私も前職がそのような感じだったので、その感覚はわかります。
生きてはいるのですが、積極的に生きているという感覚が無いのです。
だから、生きていることに意味を感じられないのです。
では、どうすれば人は自分の命に意味を感じ、幸福に生きていく事ができるのか。
その問いに対し、一つの答えを出しているのが、この動画です。
「どうせ無理」
この言葉を社会からなくすことが、人々が意味を感じながら生きていくための方法なのです。
目次
できない理由ではなく、どうすればできるのかを考える
私たちは、何かに挑戦するとき、無意識にできない理由を探してしまいます。
そして、「どうせ無理」と決めつけてしまうのです。
これは、人間の考え方そのものがマイナス思考だからです。
かつて、自然界で生きてきた人間は、様々なマイナスの可能性を考えて生きていかないといけませんでした。
「食料がなくなるかもしれない」
「あの影から猛獣がでてくるかもしれない」
「他の村の人間に襲われるかもしれない」
こうしたあらゆる可能性を考慮して生きていかないと生き延びることが難しかったのです。
もし、楽観的に考えていたらどうでしょうか。
「食料は尽きてから探せばいい」
「猛獣なんて出てくるはずがない」
「他の村の人はいい人だ」
このように考えていると、いざその考えが間違っていた時、命取りになってしまいます。
つまり、人間はネガティブ思考であり、それは進化の過程で生き延びるための知恵として身についたものなのです。
だから、私たちは意識しないでいるとものごとをどんどんマイナスの方向に考えてしまうのです。
その結果、「どうせ無理」と考えてしまう。
そして、挑戦することをやる前から諦めてしまうのです。
では、どうすれば「どうせ無理」と考えることをやめることができるのでしょうか。
そのためには、「どうせ無理」と考えるのではなく、「どうすればできるか」を考えるのです。
はじめから、それは実現可能である、という前提に立つのです。
そうすれば、嫌でも実現するための方法に目が行きます。
失敗=マイナスの考え方をやめる
「どうせ無理」という考え方を止めるには、失敗=マイナスという考え方を止めることも大事です。
私たちは、失敗が悪いことだと考えています。
これは教育や社会の風潮など、様々な要因が絡んでいます。
しかし、失敗しないで生きていく事など可能でしょうか。
私たちは、はじめて人間として生きています。
今生きている人生が一回目であり、全ての出来事が初めてです。
そのような状況の中、まったく失敗を犯さないで生きていく事など不可能ではないでしょうか。
そうであれば、失敗をマイナスと捉えるのは、おかしなことです。
失敗はして当然のものなのです。
失敗を過度に恐れ、また他人の失敗を馬鹿にする方が異常なのです。
まずはその認識を変えましょう。
そうすれば、挑戦することを恐れることもなくなります。
挑戦を恐れなければ、自分の可能性をつぶすこともなくなります。
それによって、意味を感じながら生きていく事ができるのです。
失敗を恐れるのは甘えに過ぎない。
失敗を気にしていたら何もできない。失敗するのは当たり前という認識を持とう!
失敗することなしに成功することはできない。日々小さな挑戦を心がけよう!
その「どうせ無理」は誰の言葉?
私たちは絶対にどこかで「どうせ無理」という言葉を聞いています。
それによって、気持ちがくじかれ、挑戦する意欲を失ってしまいます。
しかし、その「どうせ無理」という言葉はいったい誰のものなのでしょうか?
その言葉を発した人は、実際にそれに挑戦したことがあるのでしょうか。
その結果、叶わなかったから無理と言っているのでしょうか。
その人が実際にやったことが無いのであれば、その言葉には何の信憑性もありません。
また、実際に挑戦して失敗したからと言って、あなたも失敗するとは限りません。
あるいは、その「どうせ無理」という言葉は、誰だかわからない人が発したものかもしれません。
ある時、街中で聴いた、ネットの中で見た、なんとなく世間でそういわれているから…
もし、そうだとしたら、その「どうせ無理」には一切耳を傾ける必要はありません。
そんな誰が言ったのかもわからないような言葉に人生を振り回されるのは間違っています。
「どうせ無理」という言葉は、無責任な言葉です。
本当に無理かどうかなんて、やってみなければわかりません。
そのような無責任な言葉に振り回されてはいけないのです。
「どうせ無理」がなくなればこの世から不幸はなくなる
人が自分の人生に意味を感じないのは、自分の可能性を信じられないからです。
それは、心無い「どうせ無理」という言葉のせいです。
もし、この世から「どうせ無理」という言葉が消えたら、もっと生きやすくなります。
本スピーチの話者である植松努さんは、そう語ります。
そして、それを実現するために自分はあえて誰もが無理だと馬鹿にした宇宙開発をし続けるそうです。
そうすることによって、少しでも「どうせ無理」という言葉をこの社会からなくしていくのです。
まずは、私たち一人一人が「どうせ無理」と思わないことが大事です。
まず「絶対にできる」という前提に立ち、次にどうすればできるかを考える。
そして、実際に挑戦してみるのです。
そうすることによって、少しずつ人々が自分の可能性を信じられる健全な社会に近づいていくのです。
「どうせ無理」を打ち破るためのオススメ本
「どうせ無理」という言葉を気にしないことが大事。
これは口で言うのは簡単ですが、実践するのは難しいです。
私たちは、常にどこかで誰かから「どうせ無理」という言葉を聞かされてきました。
だから、どれだけ意識していても、やはり「無理なんじゃないか…」と弱気になってしまいます。
そうならないためには、諦めなかった人たちや、絶対にできると信じている人と一緒にいることが一番です。
その人たちからプラスの影響を受ければ、自分の考え方も徐々に変わってきます。
しかし、現実にそうした人はなかなかいません。
そうした時は、そうした人たちが書いた本を読むのが一番です。
本であれば、誰でもいつでもどこでもその人の話を聞くことができます。
それに、気持ちがくじけそうになったらまた読み返すことができます。
なので最後に「どうせ無理」を打ち破って、自己実現を果たした人たちの著書を紹介しておきます。
これが皆さんの「どうせ無理」という思い込みを打破する一助となれば幸いです。
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」
言わずと知れたプロゲーマー。
「どうせ無理」という批判を打ち破り、プロゲーマーという職業を作り出しました
彼の姿勢から学ぶものは多いでしょう。
ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすことにある。
生きる喜びの源は、自分がしたいと思うことをすることです。
しかし、私たちは色々なしがらみの中で、その当たり前のことを忘れてしまいます。
「自分は本当は何がしたかったのか」
その当たり前を取り戻す、いいきっかけになる本です。
好奇心を“天職”に変える空想教室
本スピーチの話者、植松努さんの著書です。