集中力が続かない人必見!作業効率を高める4つのコツ!
「もっと集中力があれば…」
そのように思う機会は多いかと思います。
仕事にしても、プライベートにしても、もっと集中力があれば、さらに成果を出していけるはずです。
では、どうすれば集中力を高めることができるのか?
今回は、それについてみていきます。
とりあえず5分だけやってみる
集中力を高めるのに、「とりあえず5分だけやってみる」という考え方は有効です。
これは、そのままの意味で、何かに取り掛かる際に、とりあえず5分だけしかやらないというものです。
作業量が膨大で、たとえ5分で終わらないということがわかっていても、5分しかやらないと決めるのです。
そうすることで、取り掛かりのめんどくささを解消することができるのです。
制限を設けないと、どこまでやっていいのかがわからず、手を付けるのが億劫になります。
しかし、5分という制限を設ければ、頑張ればいいのは5分だけになるので、取り掛かりがスムーズになるのです。
さらに、5分という制限を設けることによって、集中力が高まります。
1時間やる、と決めるとなかなかその時間全てを集中することが難しいです。
途中で休憩をはさんだり、気が散ったり、などとしていると、実際作業したのは半分にも満たない…、なんてことにもなりかねません。
しかし、5分だったら集中力が続くのです。
この「とりあえず5分だけやってみる」というのは、
・取り掛かりがスムーズになる
・集中力が維持でき、作業密度が高まる
という意味で有効です。
さらにやっているうちに気分が乗ってきて、5分以上集中が続くという可能性もあります。
そうなれば、作業がかなりはかどります。
この「とりあえず5分だけやってみる」については、以下記事でも詳しく書いています。
気になる方は、チェックしてみてください!
めんどくさいを克服する超簡単な方法。「とりあえず5分だけやる」という考え方!
終わりを決める
終わりを決めることでも集中力を高めることができます。
それによって、どこまで頑張ればいいのかが明確になるからです。
終わりが見えない中で頑張らないといけない状況では集中力が続きません。
たとえば、あと何キロ走れば終わりなのかわからないマラソンがあったとします。
そうなると、あとどれぐらい頑張ればいいのかわからないので、無意識的に体力を温存しようとします。
悪く言えば、ダラダラと進めてしまうのです。
これと同じことが、仕事でも勉強でもすべてのことに言えます。
終わりを設けないと、ゴールが見えないので、ダラダラとやってしまうのです。
集中力も低く、効率も悪くなります。
ですから、やみくもに頑張るのではなく、制限を設けて集中力を維持しながら作業を進めるのがいいです。
キリのいいところで作業を中断しない
キリのいいところで中断しない事でも、集中力を維持することができます。
キリのいいところで作業を中断してしまうと、脳が「やり切った」と感じ、再開が難しくなります。
そうすると、休憩後作業にスムーズに戻れません。
作業を開始して、再び集中モードに戻るまでに、無駄な時間がかかります。
反対に、中途半端なところで作業を中断すると、脳が「まだやり足りない」と思うので、再開が簡単になります。
休憩中も残作業のことが気になるので、なんとなくそのことが頭にチラつきます。
それによって、休憩中に思いがけないアイディアやイノベーションが思いつくこともあります。
ただし、これらが有効なのは、短期的な休憩をはさむ時に限ります。
たとえば、1日の終わりに仕事を中途半端な状態で放置してしまうと、そのことが気にかかります。
結果として、家に帰った後もなんとなく残してきた仕事のことを考えてしまい、ゆっくり休めないのです。
これが、週末なんかだと最悪ですね。
ですから、
・ちょっと休憩を取る時は、仕事を中途半端な状態で放置する
・1日の終わりの時は、ある程度の区切りまでしっかり終わらせる
のがいいと言えそうです。
集中力を途切れさせる「衝動」をコントロールする
集中力を妨害するものは何でしょうか。
それは、「衝動」です。
衝動とは、無意識的に頭に昇ってくる欲求のことです。
たとえば、
「飲み物が飲みたい」
「音楽を聴きたい」
「ソーシャルメディアが気になる」
などと言った欲求です。
こうした衝動が湧き上がるたびに飲み込まれてしまうと、とても集中力など維持できません。
衝動に振り回されず、目の前のやるべきことに意識を向け続けることが大事です。
では、どうすればそうした衝動に飲まれることなく集中を維持することができるのでしょうか。
そのために、有効なのがラベリングです。
ラベリングとは、対象に名前をつけることで、扱いやすくすることです。
たとえば、「あるウェブサイトが気になる…!」という衝動が湧きあがってきたら、それに名前を付けるのです。
なんでもいいですが、「ネット欲」とでもしておきましょうか。
そうれば、そうした衝動が湧き上がるたびに、「ネット欲が湧いてきた!」と認識することができます。
認識するということは、意識にのぼるということです。
一度意識にのぼれば、その衝動をコントロールすることができます。
たとえ、その衝動の通りに行動したとしても、それは一回意識にのぼってきたものなので、コントロールできていると言えます。
意識の上で吟味した結果、衝動の通りに行動したということが言えます。
これは、湧き上がるままに無意識に衝動に従うのとは、雲泥の差があります。
なぜなら、衝動を認識した上で、それをしないという選択ができるからです。
つまり、衝動をコントロールできているのです。
このように、湧き上がる衝動をラベリングすることで、その衝動を扱いやすくすることができます。
名前を付けることで、客観視することができ、無意識に衝動に飲み込まれることがなくなるのです。
それによって集中力を高いレベルで維持することができるのです。