b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/01/03

これからのSE、SIerに必要な能力。技術だけでなく幅広い知識が必要。

これからは経済状況がどんどん過酷になっていきます。
それにともない自分が所属する会社も苦境に立たされます。
それはすなわち、自分の生活も危機に脅かされえるということになります。

これはすべての職種に言えることです。
SIer、SEも例外ではありません。
このような状況の中、SIerやSEは何を考えていかないといけないのでしょうか

SE,SIer

受注型のSIerに未来はない

SIerというのは、元来受注型のビジネスでした。
お客さんの作りたいものが明確であり、それを言われたとおり作る。
要求されたようにきちんと動く、バグのないシステムを製造することがSIerの価値でした。

しかし、現在は様子が変わってきています。
今迄のように既存の業務をシステム化するというのであれば、要件は明確でした。
ですが、昨今のシステムに対する要求は明確化するのが難しくなっています

たとえば、
「売上を上げるためのシステムを作る」
「既存顧客を深耕するためのシステムを作る」
といった感じです。
システムへの要求がかなり曖昧になってきています。

これは環境の変化によって、利益を上げるために、ただ規模を拡大すればよかった時代から、工夫をしないといけなくなったためです。
そのため、システムに求められる仕様も複雑になっているのです。
そうした中で必要になるのは正解に従って何かを作ることではありません。
自ら正解を作り出す力です。

言われたことをやるだけでは価値は生み出せません。
そうしたやり方では、どうしても価格の安い方が受注を獲得しやすくなります。
そのようなやり方では、売上や利益も伸びません。
そうなると社員の給料も伸びません。

また、今後はオフショアやAIなどに仕事を奪われていくでしょう。
それと価格競争をして勝てるわけがありません。

そうした消耗戦を抜け出すために、価値を生み出せるようにならないといけません。
こちらから価値のある提案をできるようにならないといけないのです。

技術の知識だけでは不十分

これからのSIer、SEは自らプラスアルファの価値を生み出せないといけません。
そのために必要になるのが、技術以外の知識です。

価値を生み出すためには、そのためのビジョンを提示する必要があります。
その提示したビジョンに共感してもらい、それを進めていく。
そうやって顧客とともにビジネスを作っていくことが必要になってきます。

そうした提案をするためには、技術の知識だけでは不十分です。
技術の知識があることは大前提として、それを使って価値を生み出す方法を考えられないといけません。

では、具体的に技術以外の知識とはどんなものでしょうか。
それは、
・顧客の業務知識
・一般的なビジネスの知識
・コミュニケーションスキル

です。

たとえば、新しいビジネスを提案するためには、顧客の業務をわかっていないといけません。
顧客の業務を理解するには、その業界の慣習、法律、会計方法などを知らないといけません。
その企業がグローバル展開しているのであれば、世界史や宗教の知識も必要になっていきます。
そして、対人でやっていく以上、コミュニケーションスキル、共感力なども必要になってきます。
このような懐の広い知識、経験があってはじめて価値を提供することができるのです。

まずは自分の興味のある分野を見つける

これからのSIer、SEは価値を生み出すことが求められます。
そのためには広範な知識が必要となってきます。

これは口で言うのは簡単ですが、いざ実践するとなると難しいものです。
今は技術を学ぶだけでもかなりの労力を要します。
学ばなければいけない範囲はどんどん広がっていき、新しい技術が次々と生まれては消えていきます。

そうした状況の中、技術も学び、ほかの知識も蓄えていかないといけない。
これは、かなり大変なことです。

そうした中で重要になるのが、的を絞るという考え方です。
すべてをやろうとしても、それは不可能です。
私たちに与えられた時間とエネルギーには限りがあるからです。

ですから、自分が興味の持てる分野に絞り、そこを突き詰めていくことが大事です。
それと並行して、幅広い知識を習得していくのです。

まずは自分が興味の持てる分野、突き詰めたいと思えるような分野を見つけることが先決です。
それと同時に、これからは技術だけではいけないという意識を持つことが大事です。

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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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