無駄な作業をなくし、効率を高める

無駄な作業をなくし、仕事を早く終わらせる方法。

毎日毎日残業続きで、まるで仕事をするために生きているよう…。
あなたは、そんな悩みを抱えてはいないでしょうか。

多少の残業であれば仕方ないでしょう。
しかし、それが何日も何カ月も続くようであれば、それは問題です。
長時間労働は、健康を害しますし、慢性化すれば最悪死に至る可能性だってあります。
そして、なにより長時間労働では、人生が楽しくありませんよね
そんな生活は、一刻も早く抜け出すべきです。

では、どうすれば大量の仕事を短時間でこなすことができるのでしょうか。
そのために重要なのが、無駄な作業をなくすという考え方です。

仕事が短時間で終われば、残った時間をもっと有意義なことに使えます。
趣味に使うのもいいでしょう。
家族のために使うのもいいでしょう。
個人的な目標達成に向けて使うのもいいでしょう。
そうすれば、確実に人生は充実していきます。
さらに、短時間でたくさん仕事をこなせるようになるので、会社での評価も上がります。
この方法を身につけることによって、仕事もプライベートも両方充実するというわけです。

それではさっそく、その方法についてみていきましょう。

無駄な作業をなくし、効率を高める

目的を考えないと、意味の無い作業をしてしまう

無駄な作業をなくすために、まずは無駄な作業とは何なのかを考えていきましょう。
無駄な作業とは、目的に合致しない作業のことです。

では、なぜ目的に合致しない作業をしてしまうのでしょうか。
これは、目的を意識できていないことが原因です。

たとえば、会社経営で考えてみましょう。
会社の最終目標は、利益を上げることです。
そのための手段の一つとして、経費削減があります。

たしかに、経費削減を行えば、削減した分会社の利益は上がります。
しかし、それが本当に利益を上げるために有効な手段かは別の話になります。
もしかしたら、現段階で経費は限界まで切り詰められているかもしれません。
そうであれば、もう経費を削減することはできません。
だとすれば、本当に必要なのは、経費の削減ではなく、売り上げの増加なのかもしれません。

そういったことを考えずに、ただ経費を削減することだけを考えると、どうなるでしょうか。
これ以上削れないのに、無理に経費を削減をしようとして、現場を必要以上に疲弊させる。
本当は必要な経費なのに、それを削ることによって業務に支障をきたす。
そういったことが考えられます。

こうなってしまえば、経費を削減するという目標は達成できるかもしれませんが、その先にある最終目標である利益を上げるが達成できなくなります。
これはつまり、目的に合致しない作業ということになります。
本当は利益を向上させるための経費削減策だったのに、それが利益を下げてしまうのです。

もっと身近な例で言えば、資料の見た目にこだわりすぎるというのが考えられます。
資料の目的は、その内容や数字の意味をわかりやすく相手に伝えるためです。
相手に伝わるのであれば見た目を気にする必要はありません。

しかし、資料を作っていると、見た目にこだわり始めてしまいます。
レイアウトがそろっていないとか、タイトルのフォントが気になるとか。
本当に気にすべきは、そんなところではないにも関わらず。

資料の見た目は良くなるかもしれませんが、伝わりやすい資料とはならないでしょう。
だったらもっと全体の構成や概要の記述などに時間を費やすべきです。
あまり重要でない部分にこだわりすぎて、本来の目的が達成できていないのです。

目的を考えずに、目の前の作業や手段に集中してしまうと、本来目指していたものから遠ざかってしまうことがあります。
それでは、いくら頑張っても意味がありません。
むしろ、頑張れば頑張るほど、足を引っ張ることになります。

このように、目的を意識しないと、結果として無駄な作業をしてしまうことになります

目的を意識すれば、無駄な作業をなくせる

無駄な作業をしてしまうのは、目的を意識していないからです。
逆に言えば、目的を意識できれば、無駄な作業をなくすことができます
なぜなら、目的に繋がる作業をやる必要がなくなるからです。

たとえば、プレゼン資料を作ることを考えてみましょう。
プレゼン資料がきれいであることに越したことはありません。
しかし、それが本当に意味のあることなのかどうかは別の問題です。

その装飾によって顧客からの受注率が上がるなどの明確なデータがあるのであれば、意味があると言えるでしょう。
装飾のために時間を使うべきです。

しかし、その装飾が受注率になんら影響を与えていないのであれば、その時間は無駄と言えるでしょう。
もっと利益に直結する作業に人と時間を投入するべきです。
それに、そうした無駄な作業をしていては、どれだけ時間があっても仕事が終わりません

当初の目的を見失わなければ、作業に取り掛かるまえに、その事実に気付くことができます
つまり、目的を意識することで無駄な作業、無駄な時間をなくすことができるのです。

目的を意識する方法

時間の無駄をなくし、効率よく目標を達成するためには、目的を意識することが大事です。
では、どうすれば目的を意識し続けることができるのでしょうか。

そのための簡単な方法が、「その作業に対して、なぜを問いかける」というものです。
なぜその作業をしているのか?
その作業の目的は何なのか?
本当にその作業をする必要があるのか?
そういったことを問いかけることが大事です。

作業に取り掛かる前にでも、そうしたことを問いかけることができれば、目的を見失うこともなくなるはずです。
やみくもに作業に取り掛かるのではなく、まずその作業の目的を明確にすることが大事です。
そのために、常にその作業に対して「なぜ」を問いかけることを心がけましょう。

今回のまとめ

・作業を素早く終わらせるには、無駄な作業をなくすことが大事。
・無駄な作業をなくすために、目的を意識しよう。
・「なぜその作業をするのか」を考えることで目的が見えてくる。

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