努力ができない方必見!ちょっとの工夫で「めんどくさい」は克服できる!!
「やらなきゃいけないことがあるけれど、どうしてもやる気がでない…」
勉強でも仕事でもプライベートでも、そういったことは誰しも経験があると思います。
このめんどくさいという気持ちがあるから、私たちはなかなか物事に取り組めません。
そのせいで、ものごとが思うように進まず、目標を達成できないのです。
もし、このめんどくさいという気持ちを克服し、すぐにものごとに取り組めるようになったらどうでしょうか。
そうすれば、目標をかんたんに達成することができます。
では、一体どうすれば、このめんどくさいという気持ちを克服し、目の前のものごとに取り組むことができるようになるのでしょうか。
今回は、その方法についてみていきます。
めんどくさいのは、やるべきことが大きすぎるから
どうすれば、めんどくさいを克服することができるのか。
その前に、まずはなぜめんどくさいという気持ちになってしまうのかを考えてみましょう。
私たちは、なぜものごとに取り組む際にめんどくさいと感じてしまうのでしょうか。
それは、ものごとを大きくとらえすぎているからです。
たとえば、筋トレを例に考えてみましょう。
筋トレの目標は体を作ることです。
しかし、それにはかなりの努力と長い時間を要します。
毎日毎日トレーニングをして、食事にも気を使って…
それをやり遂げるには、かなりの根気が必要です。
どうでしょうか。
このように考えると、なんだかめんどくさくなってきませんか?
つまり、ものごとに取り組む際に、その目標を達成するのにかかる労力を先に考えてしまうから、めんどくさくなってしまうのです。
「そんなに時間がかかるのならば、めんどうだし、いいか」となってしまうのです。
やるべきことを細かく分解する
私たちが、めんどくさいという風に感じてしまうのは、それにかかる労力を無意識に考えてしまうからです。
それによって、これを達成するのは骨が折れるな、と察してしまいめんどくさくなるのです。
逆に言えば、目標の達成にかかる労力を見えないようにしてしまえば、めんどくさいという気持ちはわいてこないことになります。
では、どうすれば目標達成までの労力を見えないようにすることができるのでしょうか。
そのために有効な方法が、やるべきことを細かく分解するという手法です。
細かく分解することによって、作業自体が簡単になります。
たとえば、引っ越しを例に考えてみましょう。
引っ越しをするためには色々なことをしないといけません。
引っ越し先の物件の選定、引っ越し業者の選定、荷造り、各種サービスの登録住所の変更…
このように引っ越しと言っても、様々な細かい作業に分かれるのです。
さらにこれらの作業は、より細かく分解することができます。
たとえば、物件の選定であれば、
・住む駅を決める
・webサイトで物件を見てみる
・実際に不動産屋に行く
・内見をしてみる
などと細かく分けることができます。
このように作業を細かく分ければ、それだけ取り掛かるのが楽になります。
作業の内容と、それにかかる労力が見えやすくなるからです。
「引っ越しをする」というのと「住む駅を決める」であれば、後者の方が作業内容が具体的ですし、それにかかる労力も少ないとわかります。
それによって、とりかかる際の抵抗感が少なくなり、めんどくさいと感じることがなくなるのです。
毎日継続する作業にも効果的
この手法は、勉強や運動など毎日繰り返すものごとにも有効です。
たとえば、勉強で考えてみましょう。
ある参考書を1冊終わらせることを目標とします。
これもそのままとらえるとしんどいですが、分解することでいくらか楽になります。
参考書は大体いくつかの章で構成されているはずです。
なので、とりあえず今は第1章を終わらせることだけを考えます。
そうすれば、参考書を1冊終わらせるのに比べ、格段に楽になります。
第1章を終わらせるには、当然ですが毎日学習を進めないといけません、
その時にも、細かく分解するという考え方が役に立ちます。
今回の場合は、「1日分の学習をする」という行為を細かく分解するのです。
学習をするという行為は細かく分ければ、このような行為に分解することができます。
・勉強道具を取り出す
・机に向かい、参考書を開く
・前回の続きから参考書を1行読み始める
・その流れで1ページ読み進める
…
と言った具合です。
このように分解することで、取り掛かるのが楽になります。
たとえば、上の例で言えば、学習に取り掛かるためにまずやるべきことは、「勉強道具を取り出す」ことです。
これは、学習を行うという曖昧な目標に比べ、行動が具体的です。
それに労力も大したことないので、すぐに取り掛かれます。
さらに人間と言うのは不思議なもので、一度始めてしまうと今度はその行為を中断するのに抵抗感を感じるのです。
つまり、一度勉強を始めてしまうと、それを止めるのが嫌になるのです。
ですから、勉強道具を取り出せば、自然と勉強を進めたくなってしまうのです。
そういう意味で、とっかかりの行為を労力の少ないものにするのは非常に有効です。
このときのコツとしては、先のことを考えないということです。
勉強道具を取り出すというのは、当然その先に勉強をするという目標があります。
しかし、勉強道具を取りだす際に、そのことを考えてはいけません。
そうすると、たちまちめんどくさくなってしまうからです。
勉強道具を取り出す時は、勉強道具を取り出すことだけを考えるのです。
「勉強道具を取り出すことができたら、今日の勉強はやめてしまおう」ぐらいの勢いでいいのです。
そうやって、自分をだまして作業に取り掛かってしまえば、あとはスムーズにことが運ぶのです。
今目の前の作業だけに集中し、先のことを考えないことが重要です。
まとめ
ものごとに取り掛かるのがめんどくさいのは、その対象が大きすぎるからです。
大きすぎるから、何をしていいのかわからないし、どれくらい大変かもわからない。
だから、めんどくさくなってしまうのです。
なので、まずは大きな作業を分解してしまいましょう。
すぐに取り掛かれてすぐ終わる、そんな小さな単位の作業に分解するのです。
そうすれば、取り掛かる際の抵抗感もなくなり、めんどくさいという自堕落な気持ちに陥ることもなくなるのです。
そして、分解した作業を行う際は、そのことだけを考えましょう。
それが終わったら次はこれをしないといけない、などと考えてはいけません。
今やっている作業だけを考えましょう。
その作業が終わったら、今日の作業は終わりだと思いましょう。
そうすることで、ものごとにとりかかる抵抗感が格段に軽減されます。
結果、ものごとにスムーズに取り組むことができるようになるのです。
・大きな作業を細かい作業に分解する。
・やっているときは、その作業のことだけを考える。先のことを考えない。
この2つを意識すれば、日々の努力の継続もグッと楽になるはずです。
是非、この考え方を取り入れてみてください。