b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/12/04

他人と比較するから生きるのが辛くなる。自分と他人は違うということを理解する。

バランス

他人と比較するから辛くなる

他人と比較すると辛くなります。
なぜなら、他人と比較することによって、自分のできない部分が浮き彫りになるからです。
そして、同時にそれによって他人の優れた点がうらやましくなるからです。

「あの人はあんなに簡単にできるのに、どうして自分にはできないのだろうか…」
といった具体に。
このような経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

もし、他人と比べて、自分の優れた点に注目できればいいですが、なかなかそうはいきません。
人間と言うのは、どうしてもネガティブな要素に目が行ってしまいがちです。
ですから、結果として他人と比較をすると、自分の欠点や至らない点に目が行ってしまうのです。

他人と比較してしまう原因

他人と比較することによって、自分の欠点に目が行ってしまうことがわかりました。
では、なぜ私たちは他人と比較をしてしまうのでしょうか。
それは、他人のできることは自分もできていないといけないという思い込みがあるからです。

「あの人ができているのだから、自分もできていないといけない」という考え方です。
日本人に特有の周りから逸脱してはいけない、という考え方に通ずるところがあります。

しかし、この考え方は非常に傲慢です。
なぜなら、他人ができることは自分にもできると当然のように思い込んでいるからです。
これは、他人は自分より劣っている、少なくとも同等であると見ないているようなものです。

その人ができていることは、努力のたまものかもしれません。
もしくは、その人の類まれな才能がなせる業なのかもしれません。
そういったものを全て無視して、自分にもできると高を括っているのです。
そう考えれば、他人と同じようにできないといけないという考え方が、いかに傲慢かわかるでしょう。

私たちが他人と比較して、自分の欠点に注目してしまう背景には、そういった傲慢な考え方があるのです。

他人と比較しないための方法

他人と比較することは、自分の欠点を浮き彫りにさせ、何もいいことがありません。
では、どうしたら他人と比較することなく生きていく事ができるのでしょうか。
そのためには、以下のような考え方を持つことが大事です。

できないことは悪いことではない

他人と比較して落ち込んでしまうのは、できないことがあることが悪いことだという認識があるからです。
他人にはできるけど、自分にはできないことがある。
そういう風に考えるから、生きているのが辛くなるのです。

別にできないことがあってもいいのです。
むしろ、人間であるならば何かしらできないことがあって当然なのです。
何でもできる人間なんていません。
だったら、自分にも何か一つできないことがあったとしても、それは何もおかしなことではないのです。
それをいけないことだととらえてしまうから辛いのです。

人には生まれつきどうしようもないものがあります。
頭の良さ、見た目の良さ、家柄の良さ…
そういったものが前提にあるにもかかわらず、私たちは自分と他人を同じ土俵の上で比較してしまいます。

その人が当たり前にできるのは、その人が恵まれているからなのかもしれません。
自分が何かをできないのは、生まれつき強い方の無いことなのかもしれません。

たしかに、何でもこのような考え方をしてしまうと、成長の余地がなくなってしまうかもしれません。
しかし、何でもすべてのことが自分の頑張りで、どうにかなるものでもないのです。
それを理解していないと、無駄なことに頑張ってしまいます。
人間がどんなに頑張っても飛べないように、自分にはどうやってもできないものがあるのです。
それを理解しないと無駄な頑張りを続けて、疲れ果ててしまいます

そして、それはあなただけではありません。
全ての人がそうなのです。
全ての人ができないことを持っているのです。
ですから、自分だけができないことがある、と考えて落ち込む必要はないのです。
何でもかんでもできるようになる必要はどこにもないのです。

世界は平等ではない

他人にもできないことがあって、自分にもできないことがある。
その比率が1対1くらいなら、何とか受け入れることができるかもしれません。
しかし、他人ができないことが1つなのに対し、自分のできないことが10くらいあったらどうでしょうか。
かなり自信を失ってしまうはずです。

現実にこういう状況はあり得ます。
そんな時は、自分がひどくみじめに感じるものです。
しかし、これは仕方のないことです。

この世は平等ではありません。
生まれつき優れた人間と劣った人間がいるのです。
何でもできる人間がいる一方で、何をしてもセンスのない人間もいるものです。
しかし、それは当たり前のことなのです。

ですから、自分にできないことがいくつもあってもそれは仕方のないことです。
そういう星の下に生まれてしまったのです。
それを嘆いてもどうしようもありません。

自分より優れた人間がたくさんいる一方で、自分より劣った人間もまた無数に存在します。
そんな中で他人と比較して一喜一憂しても仕方ありません。
それをしたところで、この世界の不平等をなくせるわけではありません。
そんなことをしている暇があるのなら、自分ができることに集中した方がずっと有意義です。

この世は不平等です。
生まれつき能力が低く生まれてしまうこともあります。
しかし、それは考えても仕方ないことなのです。

それについてあれこれ考えるよりも、受け入れてしまった方が楽です。
生まれついての能力の低さはあなたのせいではありません。
自分はその程度の人間なんだ、と身のほどをわきまえたほうが辛くないのです。

自分を受け入れる

ダメな自分を受け入れることができれば、心に余裕が生まれます
今までことあるごとに「お前はダメな奴だ」と暗示をかけてきました。
それがなくなれば、とても生きやすくなります。

そして、心に余裕が生まれれば、逆に自分の良さが見えてきます
悪い部分を当たり前だと受け入れることで、それが目立たなくなります。
そうすると逆にいい部分に目が行くようになるのです。

自分のいい点に注目できれば、だんだんと自分のことを好きになれます。
自分のことを好きになれれば、生きていくのはずっと楽になります。

まずは、悪いところも含めて、自分を受け入れましょう。
自分の身のほどをわきまえ、身の丈にあった生き方を目指しましょう。
かえってそうする方が、自分を高いところに持っていく事ができるのです。
そして、なにより生きているのが、ずっと楽になるのです。

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カテゴリー: 生き方
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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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