b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/12/01

職を奪われないために。当面はAI(人工知能)と戦うつもりで生きていかないといけない。

AI(人工知能)との戦い

昨今、AI(人工知能)の発達が取りざたされています。
AIが人間の仕事を奪い、職にあぶれる人間が大量にでる…
そんな産業革命の再来を予言するようなこともささやかれています。

たしかに現時点でのAIは大した性能は持ちません。
人間がその挙動を見守り、随時調整、軌道修正を行わなければいけません。
また、答えに辿り着くための道筋を示してやったりしないといけません。

しかし、AIの性能は最近になって急激に高まっています。
その背景には、コンピュータの処理能力の脅威的な向上があります。
またそれによって、ディープラーニングと呼ばれるAI技術におけるブレイクスルーが出現したこともあります。

これらの技術の出現によって、AIの性能は大幅に向上を続けています。
それにより、AIが人間の職を奪う、ということが現実になりつつあります
そうした時代の中、私たちはどのように生きていくべきなのでしょうか。

そもそもAIは人間を助けてくれるものだったはず…

AIがこれから私たちの生活を脅かすことは想像に難くないです。
まもなくそれは現実に起こるでしょう。
しかし、これはよくよく考えればおかしな話です。
なぜ人間が開発した技術によって、同じ人間が窮地に陥らばければならないのでしょうか。

そもそも、AIとは人間が楽をするために開発された技術です。
人間を単純な労働や危険な作業から解放するため。
そのために開発されたのがAIのはずです。

しかし、当面の間はAIは人間の雇用を奪う敵となるでしょう
なぜならAIの発達に社会の制度の方がついていっていないからです。
そのため、AIによって仕事を奪われた人に対しては、
「AIに仕事を奪われるなんて、レベルの低い人間だ」
と言うような目が向けられるでしょう。

技術の移り変わりによる仕方のないものだとしても、助けの手は差し伸べられないでしょう。
AIに仕事を奪われる人間が多数派になり、AIに仕事を奪われるのは仕方ないこと、という認識が浸透するまでは、AIに仕事を奪われた人間は情けない人間として扱われるでしょう。

AIの発達は喜ばしいことです。
それにより人間を退屈な労働から解放してくれます。
しかし、社会の制度や人々の意識が変わらない限り、そう上手くはいきません

そして、そうした制度や意識というのは、技術の進歩のようにすぐには変わりません。
長い時間をかけ、ゆっくりと変わっていきます。
それ故に、AIの発達と人々の意識の変化にはギャップが生じます。

その過渡期にいる人間は、AIの発達によるメリットよりも、デメリットの方が大きくなるでしょう。
AIに性能で負けてしまえば、その時点で労働市場から撤退することになります。
つまり、現代においては当面はAIは雇用を脅かす競争相手と認識するのが賢明だということです。

当面の間はAIは私たちを脅かす敵と認識すべき

AIが発達し、世界の人間の半数以上の雇用を奪った時、はじめて社会の意識が変わってくるでしょう。
「AIに仕事を奪われるのは、仕方ないこと」と言う風に。
そのように意識が変わって、はじめて人間はAIとの競争から解放されるでしょう。

そのためには、AIによって仕事を奪われる人間が多数派になることが求められます。
言い換えれば、AIの性能が世界の人間の半数よりも高くなることが必要です。
それまでは、AIは人間にとって競争相手となります。
AIに性能で負けてしまったら、食いっぱぐれることになる。
ですから、AIに能力で負けないために自己を鍛え続ける必要があります。

そのように考えると、AIの性能向上の過渡期にいる人間が一番割を食うことになります。
過渡期が終わるまで、AIに性能面で負けないように逃げ続ける必要があるからです。
そして、競争に負けた時のセーフティネットが十分でない可能性があります。
そうした中で、AIとの競争に敗れると、かなり厳しい生活を余儀なくされることになります。

これがまさにこれからやってくる時代です。
私たちは、当面の間はAIの恩恵よりも、弊害の方が大きくなる立場になります。
そのことをしっかりと理解し、常に自分を高め続ける必要があるのです。

人間にしかできないことを極めていく

当面の間は、AIは私たちの競争相手となります。
そしてAIとの競争に敗れたものから職を奪われていきます。
だから、AIとの戦いが終わるまでに、AIに敗れるわけにはいかないのです。
そのために自己を高め続ける必要があります。

しかし、ただやみくもに自分を鍛えるだけではいけません。
AIと戦っても負けないような土俵でやりあう必要があります。

たとえば、単純な計算能力でAIと戦っても、人間に勝ち目はありません。
その分野をどれだけ極めても、すぐにAIに淘汰されてしまうでしょう。
同じような理由で、単純作業やルールに従った作業、思考を伴わない作業では勝ち目がありません。

もっと人間らしい、人間にしかできない作業で戦っていく必要があります。
全体のプロットを考えるとか、ルール化、言語化できない作業などです。
具体的なところで言えば、文章や音楽を作るなどの何かを創造する作業。
もしくは、様々な要素を考慮し、複雑な思考を伴う作業。
たとえば、チームマネジメントや事業計画を立てるなどです。
そういった、より抽象度が高い、仕事としてのレベルが高い作業をこなしていかないと、生き残っていく事はできないでしょう。

「今やっている仕事、高めているスキルはAIにもできるのではないか?」
そうした危機感を持ち、日々を生きることが大切になってきます。

AIと人類の戦いが終わるまで、自らを高め続け、淘汰されないように頑張りましょう。
しんどい時代ですが、現実がそうなっている以上、これは避けては通れない道なのです。
変化についていけない人間は、淘汰されるだけです。

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カテゴリー: 仕事術・キャリア
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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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