目的を持たないと振り回されるだけで人生が終わってしまう。
人生において目的を持つことの重要性は様々なところで説かれています。
では、なぜ目的を持たないといけないのでしょうか。
目的を持たないまま生きてしまうと、どうなるのでしょうか。
今回は、人生において目的を持つことの重要性についてみていきます。
目的を持たないとどうなるか
人生に目的が無いとどうなるのでしょうか。
結論から言うと、人生に目的が無いと自分の人生を生きることができなくなります。
人生の目的とは、自分がその人生でなんとしても成し遂げたい、ということです。
自分の意思とも言い換えることができるでしょう。
逆に言えば、人生の目的が無いというのは、自分の意思がない人生だということです。
自分の意思がないとどうなるでしょうか。
自分の意思がないと、周りに振り回されたり、他人にこき使われてしまいます。
本当はやりたくないことをやらないといけない。
意味がないようなことに時間を割かなければならない。
自分のためではないことに自分の人生の残り時間を費やす。
このように自分の人生を生きることができなくなります。
もし、自分のやりたいことが明確に決まっていたら、そういったことを拒否することができます。
しかし、それがないから何となく周りに流されてしまいます。
そして、本当はやりたくもないことをやることになってしまうのです。
そのように自分のために時間を使わないまま、人生を終えてしまいます。
自分のために生きることのできなかった人生は悔いが残ります。
今までに多くの人が生まれ、そして亡くなってきました。
そうした中で、一番多かった公開は何だと思いますか?
それは、「もっと自分の思うとおりに生きればよかった」ということです。
人生の目的を持たず、自分のために生きないと、人生の最期でこのような後悔に苛まれることになるのです。
人生の舵を取るためには目的が必要
目的がないと人生に後悔しか残りません。
そのような人生は寂しいものです。
一体何のために生まれてきたのでしょうか。
深い後悔の中、自分の生を終えることになります。
人生を後悔で終わらせないためには、目的を持つ必要があります。
そうしないと、本当にやるべきことに時間を使うことなく人生を終えてしまいます。
何をするのにも目的は必要です。
たとえば、船に乗ってどこかに行くとしましょう。
その時、目的地が決まってなかったらどうなるでしょうか。
同じとこをグルグル回ったり、進む方向がフラフラと変わったり。
そうこうしているうちに燃料が尽きてしまい、動くことができなくなります。
そして、目的地に辿り着くことなく終わりを迎えてしまうのです。
人の一生においても、それは同じことです。
目的地が決まっていなければ、無意味に人生の残り時間を消費するだけです。
やりたくない事や意味のないことに巻き込まれ、フラフラと漂うだけです。
ずいぶん長い間頑張ってきたと思ったけど、実はもといた場所からそう遠くない場所をグルグルしていただけ、なんてことにもなりかねません。
目的が無いと人生の時間は有効に使えません。
私たちの時間は限られていています。
同時にその時間を使って進むことのできる距離も限られています。
目的なくフラフラしていたらどこにも行き着かず、それだけで人生が終わってしまいます。
人生の残り時間を有効に使うためには、しっかりと目的を定める必要があります。
そして、そこを見据えて脇道にそれず、まっすぐに進むことが大事です。
流されてはいけないのです。
人生の舵を握るために、私たちは目的を持たないといけないのです。
目的を持つために
自分の人生を生きるためには、目的を持つことが大事です。
目的とは、自分が何をしたいか、ということです。
目的を持つためには、以下を考えることが大事です。
・自分は何をしたいのか。
・自分が大切にしたいものは何なのか。
・自分が理想とする人生は何なのか。
しかし、いきなりこのようなことを考えろといわれても難しいですよね。
自分が何をしていきたいのかなんてことは簡単にはわかりません。
だからこそたくさんの人がその問いに対する答えを出せないでいるのです。
そんなときにお勧めなのが、大きな目標を考えようとしないで、まずは身の回りのことから片付けていくということです。
人生で何をしたいのかというのは、なかなか答えの出るものではありません。
しかし、その答えが出るまで待っていてはいつまでたっても行動を起こすことはできません。
行動しないということは、成長しないということ、つまり人生の停滞を意味します。
答えが出るまで待っていてはいけません。
走りながら答えを探すことが大事です。
そうすれば、人生が停滞することはありません。
もし目標が見つかっても、今まで走り続けてきたことで、十分な力がついているはずです。
だから、すぐにその目的に向かうことができるのです。
走り続けるというのは、目の前の問題を処理し続けることです。
仕事を一生懸命頑張ったり、勉強をしたり、よりよい条件の職場を求めて転職したり・・・
そのように動き続けているうちに、自分の目標が見つかるのです。
しかし、この時気をつけてほしいことがあります。
それは、ただ闇雲に頑張ればいいということではないということです。
ある程度の方向を決めてから行動をはじめることが大事なのです。
たとえば、料理人になりたいのに、サラリーマンとして一生懸命働いても、その経験はあまり活きてきませんよね。
だとしたら料理屋で働くとか、店を持ったときのことを考えて経理職に就くなどといったことを考えないといけません。
ただ闇雲に頑張るだけでは、自分の人生を生きているとはいえません。
降ってくるものをただ捌くだけでは、結局最後に後悔する人生になります。
そうならないためには、最低限ゴールの方向性を定めておく必要があります。
自分の人生を生きるには、目的を持つことが大事です。
しかし、目的を見つけるのは難しいことです。
だから、まずは身の回りの問題を解決していきましょう。
そうする中で、自分が本当に目指したいものが見つかります。
しかし、この時自分の人生の方向性を決めておく必要があります。
そうしないと、いくら頑張っても、それは見当違いな努力となってしまうからです。
その他にも目的を持つためのヒントを以下にまとめておきます。
なぜ人生に意味を感じないのか?それは目的を自分の頭で考えていないから。
キャリアをどうしたらいいかわからないと悩める人へ。人生の最終目的地などわからなくて当たり前。
生きることが目的になると人生つまらない
人生に一番必要なものは「目的に対する熱量」。目的があれば生きる意味が見えてくる。
人生の目的を達成するためには大局観が必要。自らを客観視することを意識しよう。
人生をよりよく生きるために目的を持とう!
目的を意識し続けることが大事
目的を持つことは大事ですが、それだけではいけません。
その目的を意識し続けることが大事です。
目的を忘れてしまえば、結局周りに流されてしまいます。
たとえば、自分は成し遂げたい夢があって、それを実現させるために時間を捻出しないといけないとしましょう。
しかし、それを意識していないときに飲み会に誘われたりすると、それに応じてしまいます。
そして、飲み会が終わった後に後悔することになるのです。
もし、誘われた瞬間にも自分の目的を忘れていなければ、しっかりと誘いを断り、自分のための時間を作ることができたはずです。
たかが1回と思うかも知れませんが、結局こうしたことの積み重ねで、目的を実現できるかどうかが決まるのです。
常に目的を意識し続けることができれば、周りに流されることもなくなります。
目の前のものごとが、自分の人生の目的に必要かどうかを考えながら行動することができるからです。
目的に必要ない場合は、それを回避したり、時間を使いすぎないようにするなどコントロールすることができます。
目的を意識し続けるためには、何か行動を起こす際に、その行動が自分の目的と合致するかを考えるのが大事です。
そうすれば、行動のための基準ができます。
周りに流されずに生きていく事ができるのです。