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周りに洗脳されないために。自分の頭で考えるための3つの方法。

自分の頭で考える

人間は環境に染まってしまう

人間というのは、環境に染まってしまうものです。
今いる場所の常識がその人の常識、ひいては世界の常識になってしまいます。
普通に考えたら、非効率なこと、間違っていると思われるようなことでも、正しいことのように錯覚してしまうのです。

私たち人間は簡単に環境によって染められてしまいます。
意識していないと、環境によって思考も行動も支配されてしまうのです。
気付かないうちに、自分が自分ではなくなってしまうのです。

最初のうちは、おかしいと思っていても、今いる環境でそれがまかり通っていたら、それが普通だと錯覚してしまうのです。
極端な話、今いる場所で犯罪が普通のことと認識されていたら、近い将来私たちもそれが普通のことだと認識してしまうようになるのです。

染まってしまうと、自分を見失ってしまう

環境に染められてしまうと、自分を見失ってしまいます
自分が本当は何を達成したかったのか、何を目指していたのか。
そういった大事なことを見失ってしまうのです。

たとえば、社会にいい変化を与えることを目指し、会社に入ったとしましょう。
しかし、実際にそこで行われていたのは、社会への貢献とは程遠いものだった。
とうてい社会の訳には立たなそうな仕事を受注している。
そしてそれによって受けたお金で会社とそこにいる社員を延命している。
会社とその関係者が延命するためだけに、ただ金をまわしているだけ。
自分は社会に貢献するために入ったのに、この会社ではとてもそれができそうにない。

最初は、そのことに絶望を覚えます。
しかし、それを長いこと続けるうちにそれが普通になってしまいます
「他の会社も同じようなものだ」
「自分が生きていくためには仕方ない」
そのような言い訳をしながら、自分の行動を正当化します。
そして、いつしか自分が本当に目指していたものを忘れてしまう…

周りの考えをはねのけ、正気でいつづけるのは辛いのです。
だったら、環境に身を任せ、全てを受け入れてしまった方が楽なのです。
しかし、それは自分の意思を手放してしまうのと同じことです。

このように環境に染められてしまうと、自分が本当に目指したかったものを見失ってしまうのです。
目的の無い人生はむなしいものです。
終わった時に何も残りません。
「自分は何て下らないことに時間をつかってしまったのか…」
人生の最期の瞬間に、そんな後悔しか残らないのです。

周りに洗脳されないための3つの対策

環境に染まってしまうこと。
それによって自分を見失ってしまうことが、いかに危険なことかわかったと思います。
では、どうすれば環境に染まることを防ぐことができるのでしょうか。
周りに洗脳されず、自分を保ち続けるための3つの方法を見ていきます。

日ごろから考えるクセをつける

環境に洗脳されてしまうとは、言い換えれば自分で考えることができなくなるということです。
環境がYESと言えば、それは無条件で正しい。
NOと言えば、それは間違っている。
そのようにすべての判断を環境に任せてしまうから、自分がなくなってしまうのです。

まずは、なんでもいったんは自分で考えるクセをつけましょう
そして、ただ考えるだけではダメです。
考えたうえで、自分なりの根拠と結論を出しましょう。

「自分は○○という理由から、○○するべきだと思う」
このように、根拠を明確に持ったうえで、自分なりの答えを出すのです。

ここで大事なのが、根拠です。
結論だけだと、考えの受け売りをすることが可能です。
「○○するべき、なぜなら○○するべきと周りが言うから」
と言うようなことが可能になってしまうのです。
これでは、自分で考えたことにはなりません。

自分の頭で考えて、根拠と結論を導き出す。
こうしたことを習慣化していけば、自分の考えがしっかりしてきます。
そうすれば、簡単に周りの意見に染められてしまうこともなくなります。

文章を書く習慣をつける

自分で考えるようになるためには、文章を書くことも有効です。
文章を書くためは、当たり前ですが、まず何を書くかを決めないといけません。
そのためには、自分の頭で考えないといけません
自分の頭でテーマを考え、自分の頭で論理構成と結論を書かないといけないのです。

そして、文章化するためには自分の考えがまとまっていないといけません
なんとなくそう思うから、という理由では文章には起こせません。
起こせたとしても、納得感の無い、内容の薄い文章になってしまうでしょう。
それなりの文章を書こうと思ったら、ゼロから自分の頭の中で考えないといけないのです。

文章を書くというと、少しハードルが高いかもしれません。
しかし、別に文章であれば、なんでもいいのです。
たとえば日記などでも構いません。

その時も大事なのは、自分の頭で考えることです。
日々のちょっとした出来事に対しても、自分なりの根拠と結論を持つ。
おかしいと思ったことは、根拠を持っておかしいと書く。
周りに迎合する必要はありません。
そうした意識を持って書くことが大事です。

自分を客観視する

自分を見失わないために、一度自分を客観視するのもいいでしょう。
自分を遠くから見つめ直してみるのです。

たとえ、おかしな環境にいて、間違った価値観を刷り込まれても、当の本人はなかなか気づけません。
それが正しいと思っているのですから、当然です。
そういう時は、周りの人の方が、その人がおかしくなっていることに気付くものです。
つまり、当事者は自分がおかしいことになかなか気づけないのです。

ですから、自分がおかしいかどうかを知る為には、自分を客観的に見ることが大事なのです。
自分を客観視する方法については、以下の記事に詳しくまとめてあります。
もう、惑わされない!自分を客観視する3つのコツ

近くばかりを見ていると、方向が間違っていることがわかりません。
一度顔を上げ、遠くから眺めてみることで、自分の進んでいる方向がわかるものです。
たまには、自分を客観視して、軌道修正することも大事なのです。

環境を変えるのが一番いい

ここまでいろいろと染まらないための対策を書いてきました。
しかし一番いいのは、そのような対策をしなくてもいいような環境に身を置くことです。
つまり、自分の目指すものと、その環境が目指しているものが一致しているということです。
そうすれば、目指す部分が一致しているので、変に染まってしまう危険性もありません。

ですが、環境を変えるというのは簡単なことではありません。
特に、会社などの場合は生活もかかってくるので、なおさらでしょう。
環境を変える、という対策は論理的には正しいのですが、あまり現実的ではありません。

もちろん、時間をかけて準備をすれば、環境を変えることは可能です。
しかし、すぐにというと、やはりハードルが高い。
ですから、その準備期間中に、染められてしまわないよう、自衛策を講じる必要があるのです。

自分を見失わないために。
意識的に自分の考えを確認する習慣を身につけましょう。

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カテゴリー: 生き方
タグ   :

人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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