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死に至る病!?本当は怖い盲腸(虫垂炎)について学ぼう。

盲腸(虫垂炎)というと、「大したことのない病気」というイメージがあるかと思います。
たしかに、初期の段階で見つかれば大事にならずに済みます。
しかし、治療が遅れると、場合によっては命を落とすことにもなる病気です。
ですから、しっかりと盲腸に対する理解を深める必要があります。

いざという時に、慌てないために。
今回は盲腸についてみていきたいと思います。

腹痛、盲腸、虫垂炎

盲腸(虫垂炎)とは

盲腸とは俗称であり、正式名称は急性虫垂炎と言います。
盲腸の場所は以下になります。
盲腸(虫垂)

盲腸の役割

盲腸は、長らく不要な器官と思われてきました。
しかし、近年の研究で実は盲腸にも役割があることがわかってきました。

それが、「IgA陽性細胞」の生成です。
IgA陽性細胞とは、簡単に言えば、腸内細菌のバランスを整え町内細胞の免疫力を高めてくれる細胞です。
この細胞が無いと、「炎症性腸疾患」や「食中毒」などの病気にかかりやすくなるそうです。

ただ、盲腸が無くても別の器官が生成することは可能です。
そのため、絶対に切除してはいけないというわけではないようです。
しかし、今まで役割が無いと思われた盲腸に意外な役割があることが分かったのです。
ですから、今後ももっと重要な役割があったことが判明するかもしれません。

参考:盲腸は切っちゃダメ?要らない子と呼ばれた虫垂の大切な役割

盲腸の症状の3段階

盲腸の症状は、3段階に分かれます。

カタル性虫垂炎

盲腸の初期の段階。
上腹部またはへそ周辺に腹痛を感じる。
痛みは段々と右下腹部に移動し、吐き気・嘔吐も起こる。
炎症を起こすため、発熱を伴うこともあり、37~38℃くらいになる。
この段階では炎症は軽く、この段階であれば抗生物質の投与で治療可能

蜂窩織炎性(ほうかしきえんせい)虫垂炎

虫垂の中に膿が溜まっている状態。
この段階では、投薬による治療ではなく、虫垂切除手術を行う

壊疽性(えそせい)虫垂炎

蜂窩織炎性(ほうかしきえんせい)虫垂炎が進行し、虫垂に穴があいている状態。
さらに虫垂組織は壊死しているため、腹膜炎や膿瘍を合併する危険性もある。
敗血症になり、死に至るケースもあるため、早急な手術が必要となる。

盲腸(急性虫垂炎)の初期症状とは?

盲腸の原因

盲腸のはっきりとした原因は不明です。
原因としては、以下のような理由が考えられています。
・ウィルスの侵入
・ストレス
・便秘
・生活習慣の乱れ

ウィルスや便などの異物が盲腸に入り込むことによって、炎症が起こるのですね。
また、ストレスによっても起こるようです。

逆に言えば、これらのことに気をつければ、盲腸を予防することができます。

参考:ストレスが原因?盲腸(急性虫垂炎)はなぜ発症するのか

早期発見が重要

盲腸は時間の経過とともに悪化していく病気です。
症状が出てから24時間前後に治療を施す必要があります。
ですから、早期発見、早期治療が必要なのです。

「明日でいいや」とか「仕事がひと段落ついたら」などと言っていると、あっという間に24時間なんて過ぎてしまいます。
少しでも異変を感じたら、すぐに診察してもらうことが重要です。
これは、盲腸に限った話ではありませんが。

実際に盲腸による死亡例も存在します。

大阪府枚方市の星ケ丘厚生年金病院で平成18年11月、腹痛を訴え受診した枚方市の男性=当時(43)=が30代の担当医に「風邪」と診断され、翌日に壊死(えし)性虫垂炎による敗血性ショックで死亡していたことが14日、病院関係者への取材で分かった。
引用:虫垂炎見落としで、業務上過失致死で告訴より

ただの腹痛だからと言って、悠長に構えていると、取り返しのつかないことになります。
常日頃から自分の体をいたわる。
異変を感じたら迷わず休む。
そういったことを徹底する必要があります。

身体は何よりの資本です。
無理をして体を壊したら何にもなりませんからね。

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カテゴリー: 生活
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