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東京電力管轄の送電線の火災による、東京都心部の大規模停電について

2016年10月12日午後3時頃、豊島区や練馬区などの中心に大規模な停電が発生しました。
停電した世帯は58万戸にものぼるそうです。
同日午後5時前には復旧した模様。
原因は、埼玉県新座市野火止の送電線の損傷、それによる火災と見られています。

都内で延べ58万戸停電 埼玉の送電線から発火
東電、火災、停電

なぜ停電が起こったのか?

今回は、なぜこのような大規模な停電が起こったのでしょうか。
どうやら、東京電力の管轄する新座変電所と豊島区、練馬区の変電所をつなぐ電力ケーブルが損傷したことが原因のようです。
1本のケーブルが漏電、引火し、それが周りのケーブルにも広がり、ここまでの大規模停電につながったようです。
以下はそのときの火事の様子ですが、かなり激しい出火だったようです。

なぜ漏電が起こったのか

停電の理由が漏電、それによる火災でケーブルが損傷したためだということがわかりました。
では、一体なぜ漏電が起こったのでしょうか。

今回、漏電が起こったケーブルはOFケーブルと呼ばれるものです。
これは電線の周りに油をしみこませた紙を何重にも巻くことで、絶縁体としています。
その絶縁体が何らかの原因で損傷したため、そこから電流が漏れ、火災が起こったものと見られます。

35年前に設置されたケーブルだった

今回、出火があったケーブルは、35年前に敷設されたものだそうです。
定期的な点検も行っていたようで、今年は6月15日に行っていたとのこと。

電線の劣化という意味で、35年前が長いのか短いのかは不明ですが、目の点検だけで劣化がわかるのかは疑問です。
目ではケーブルを覆うビニール部分しか見えないのでは、という気がします。

もちろん、それ以外の検査も行っているのでしょう。
しかし、今回こういった事件が起こってしまった以上、検査の手法を見直さないといけません。
なぜ、検査で劣化が検知できなかったのか、どのようにすれば検知漏れが防げるのか検討するべきでしょう。
まずは、原因の解明が急がれます。

また、一か所の損傷によって、停電が起こってしまうのは、構造上どうなのでしょうか。
普通は、リスク分散のために2系統用意しておいて、片方が損傷した場合も、通常に送電できるようにするべきなのではないでしょうか。

出火の原因はいまだ解明せず

10/13現在、出火の原因は特定できていないようです。
何らかの原因が見つかれば対策も打てますが、これが経年劣化によるものだとしたら厄介です。
今回のケーブルは35年前に敷設されたものですが、それぐらいの年月が経っているケーブルはかなりの長さ存在します。

東京電力管内では、出火したものと同じタイプのケーブルの3分の2が設置から35年以上経過しており、その総延長は約1000キロ・メートルに上ることが分かった。
引用:35年以上経過のケーブル、東電管内に1千キロより

もし、経年劣化が原因だとしたら、そのケーブルを全て取り替えないといけない、という事態にもなりかねません。
そうした時の調査や、入れ替えの費用は電気代に上乗せされるのでしょうか…?

豆知識

変電所とは

変電所とは電圧を変える場所のことです。
送電の際、ロスを防ぐため、電圧を上げています。
しかし、そのままだと電圧が高すぎて、家庭で使えません。
ですから、変電所で電圧を下げて一般家庭に届けているのです。

変電所とは、電気の電圧を変える場所です。
発電機で作り出される電気は2万3千ボルトや1万2千ボルトですが、電気抵抗によるロスが生じるため、50万ボルトや27万5千ボルトという高い電圧にして送り出します。
そして超高圧変電所、一次変電所、二次変電所、配電用変電所と各変電所で徐々に電圧を下げて、家庭や工場に届けています。
引用:変電所ってどんなところ?変電所の役割より

変電所の種類は、扱う電圧によって、
・超高圧変電所
・一次変電所
・二次変電所
・配電用変電所
に分けられます。

超高圧変電所は、発電所から直接送られてきた、超高圧の電気を扱う変電所です。
そこから一次変電所や二次変電所に送られます。
そして、配電用変電所で家庭でも扱えるまで電圧を落とし、一般家庭へ送電します。

参考:変電所ってどんなところ?変電所の種類

OFケーブルとは

OFケーブルは、地中の送電に使われるケーブルの一種だそうです。
地中の送電に使われるケーブルには、OFケーブルの他に、CVケーブルというものが存在します。
CVケーブルは、絶縁に架橋ポリエチレンという素材を使っており、工事や保守が容易です。
そのため、現在ではCVケーブルが主流となっています。

参考:でんきはどうやって送られてくるの?地中送電

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カテゴリー: 社会問題
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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
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こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
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こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
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