b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/01/22

人生がつまらないなら、長期休暇を取得しよう。生きていることが楽しくなる!

今回、転職をすることになったので、前職の有給休暇を消化しました。
まるまる1ケ月くらいの長期休暇となりました。

普通に働いていたら絶対に過ごすことはできなかったと思います。
ですから、その中で得た経験も非常に有意義なものでした。

今回は、長期休暇を過ごしてみて感じたメリットをまとめてみようと思います。

休息

自分と向き合う時間が取れる

働いていると、とにかく自分の時間が取れません。
平日は毎日8時間働いています。
それに通勤や休み時間、残業を考えれば、12時間近く自分の時間を会社に奪われていることになります。
家に帰ってきても、たまの休日でもプライベートの用事を済ますだけで終わってしまいます。
それができればまだましで、疲れ果てて何もする気力が湧かないということだってあります。

とにかく、働いていると自分のために時間を使うことができません
心を休め、自分としっかりと向き合うことができないのです。
この時間がとれないと、自分が一体何をしているのかわからなくなります。

どうして働いているのか。
なぜ忙しい日々を過ごしているのか。
今楽しいのか。
何のために生きているのか。

こうした生きる目的が曖昧な状態だと、だんだんと気力がなくなってきます。
生きる意味を感じないと、だんだん死にたくなってくるのですね。

そうならないためには、生きる目的、人生の指針をしっかり持つことが大事です。
そして、それは自分と時間をかけてしっかりと向き合うことでしか見えてきません。
とにかく、時間が必要なのです。
それも、何にも追われることなく、平穏に過ごせる十分な時間が。

自分の心と向き合うのは、想像以上にエネルギーを使う作業です。
また、時間をかけたからと言って本心がすぐに見えるものではありません。
一生懸命向き合って、行き詰って別のことをしてみる。
そうした中でふと自分の心が見えてくるなんてこともあります。
とにかく、時間をかけたから、一生懸命向き合ったからと言って成果が出るものではないのです。
十分なゆとりある時間が必要なのです。

長期休暇は、その十分な時間を与えてくれます。
何にも追われず、余裕のある時間をすごすことで、心にかかっていたもやが晴れてくるのです。
自分の本心がわかると、とたんに楽になります。
道が拓けたような感覚を覚えるのです。

長期休暇に旅行に行くのもいいかと思います。
しかし、自分とゆっくり向き合うのもいいものです
この時間を経験した身から言わせてもらえば、それをするするためだけに転職をするのも正直ありかと思っています。
それほど価値のある時間なのです。

流されるだけの人生は辛いです。
自分と向き合い、何を望んでいるのかをしっかり理解する。
そうすることで、はじめて心休まる自分だけの人生を生きることができるのです。

何にも追われない生活は素晴らしい

何にも追われない生活というのは素晴らしいものです。
明日のことを思案し、今を損なうこともなくなります。
好きな時に好きなことをできる。
何にも脅かされず、今をのびのびと生きることができるのは、幸福なことです。
毎日心が晴れ渡っていました。

しかし、ただそう言われるだけではあまり実感がわかないでしょう。
それどころか、「そんな府抜けた生活が幸せなわけがない」という反感を覚えるかもしれません。
ですが、一回経験してみれば、その意味が理解できます。
何物にも縛られない人生は、幸福なのです。
その感覚を得られるというのも、長期休暇の大きなメリットです。

目指すものがあれば人は頑張れます。
幸福は万人が目指すものです。
つまり、一度幸福を経験すれば、そのために頑張れるのです。
これから続く困難も力強く乗り越えていく事ができます。
それほどに何かを求める力というのは強いのです。

自分の中の原動力としての「幸福」。
それを体験できただけでも、今回の長期休暇は非常に価値のあるものだったと思います。

はじめて生きていて楽しいと思えた

1ケ月という限定された期間ではありましたが、その期間は何にも追われることなく生きることができました。
特に次の日の予定もないので、そのことを気に病んで、今を楽しめないということもなくなります。
何の不安もなく、心のままに生きることができました。

今まで常に何かに追われ生きてきました。
それは物理的なもの、精神的なものも含めてです。
会社に行く事、仕事の納期、試験勉強、不毛な人間関係、将来への不安…
そうした自分を縛るものから解放されたことで、はじめて心の平穏を感じることができました。
生きていて楽しいと心の底から思うことができました。

このような心の底から楽しい状態を経験すると、生きる希望が湧いてきます。
しんどいだけだった人生の中に、こんなにも素晴らしい時間があるのかと気づかされます。
そうすることで、生きるということに対し前向きに付き合うことができるのです。

人間が生きるために必要なのは、希望です。
生きていて楽しい、生まれて来てよかったと思えるようなものが必要です。
自分の中のそういったものを見つけることができたのは、非常に重要なことだったと感じます。

休んでいれば、そのうちやりたいことが見つかる

「何もやる気がしない」という人は多いかと思います。
では、なぜやる気がしないのか。
それはエネルギーが枯渇しているからです。

毎日の通勤、仕事のストレス、資格の勉強、会社の付き合い…
そういったものでプライベートに活動するためのエネルギーがなくなってしまっているのです。
体力ではなく、心のエネルギーです。

だから、家に帰っても好きなことをする気力がでない。
残った力を振り絞り、家事だけ済ませて、精も根も尽き果てベッドに倒れ込む。
そんな生活を続けていると、「一体自分は何のために生きているのだろう…」と疑問が生じます。

しかし、忙しい日々の中で、そんなことをじっくり考える暇もありません。
心にモヤモヤを抱えたまま、日々を過ごすことになります。
そうして、放置したモヤモヤはじわじわと自分の心を蝕んでいきます。
すると、ある日突然何もできなくなってしまいます

ベッドから起きれない
仕事に行けなくなる
何もする気力が起きない
こんな悲惨な状態になってしまうのです。

人間はエネルギーがなくなると何もする気が起きなくなります。
しかし、これは裏を返せば、エネルギーが満ちていれば何事にもやる気が起きるのです。

私も休暇の当初は、まったく何もやる気が起きませんでした。
ただただ何もしない、自堕落な生活が続いていました。
このままではいけない、という思いがありながらも、どうしてもやる気が起きない。
ダメだと思っているのに、その状態から抜けることができなかったのです。

しかし、そんな生活が何日か続くと、ある日突然、急にやる気が出てきたのです。
「何かをしなくては」というエネルギーに満ちあふれた状態になったのです。
そこからは今までやりたいと思ったことを片っ端から片付けていきました。

溜まっていた本を読む
見たかった映画を見る
その感想や学びを文章にまとめる
自分の心と向き合う
自分の人生を振り返る
自分の人生は本当にこのままでいいのか、よく考える

やりたいことはもっとありましたが、時間の関係上すべてをやりきることはできませんでした。
もう1ケ月休みがあればよかったです。

ここまでやる気に満ち溢れた状態は久しぶりでした。
これには自分でも驚いています。
自分でもここまで高いエネルギーでものごとに取り組めるのか、と新たな発見がありました。

このことからわかったことは、「人はエネルギーさえあれば、誰だって精力的に活動できる」ということです。
やる気がしない、めんどくさいという人は、別にそれがその人の性質なのではありません。
単純にエネルギーを奪われてしまっているのが原因なのです。
ですから、しっかりと心の休養を取れば、やる気は自然と出てくるのです。

同様に「やりたいことが見つからない」という人も、休養を取るべきです。
恐らく、エネルギーを奪われすぎて、そのことを考える余裕がないのだと思います。
別の言い方をすれば、今一番やりたいことが「休むこと」なのです。
だから、しっかりと休むべきなのです。
そうすれば、きっと嫌でもやりたいことが見つかるはずです。

休む際のポイントは一つ。
「このままでいいのか…」とか「休んでいる場合じゃない…」などと考えないことです。
そうしたことを考えていると、心が休まりません。

心が疲れ切った状態では考えられないでしょうが、エネルギーが回復すると生きているのが信じられないくらい楽になります。
何に対してもやる気ができますし、好奇心も高まります。
ですから、疲れた状態で自分に鞭打って生きるより、いっそのこと何も考えず休んだ方が良いのです。
その方が生きやすいですし、普通に効率的です。

しっかり休むと人生が楽しくなる!

しっかりと休むことのメリットはずばり「生きることが楽しくなる」ことです。

休むことで、自分としっかりと向き合うことができ、これから何をしたらいいのかが今までよりも明確になります。
また、自由を経験することで、生きることの新たな側面が見えてきます。
「生きる=義務」という価値観を持っている方にとって、この経験は世界を揺るがすくらい衝撃的なものです。
心のエネルギーも回復し、生きることに対してポジティブな気持ちで向き合うことができます。
そして、そのような気持ちで生きていれば、おのずとやりたいことが見えてきます。
つまり、人生が楽しくなるのです。

本当ならば、まとまった休みが必要となるくらい疲弊するのはおかしいことです。
しかし、現状の社会システムでは、そういった疲弊してしまう人は一定数出てきてしまいます。
人生のほとんどをやりがいのない労働で拘束され、その疲れを癒すための十分な休息も与えられない。
こんな状態では、心の健康を害しても仕方ありません。

もっと各人が平穏に、のびのびと生きることができるような社会を作っていく必要があります。
そのためには、わたしたち一人一人が、責任をもって自分をいたわって、大切にする必要があります

自分を大切にできない人間が、他人を大切にできるわけがありません。
自分が傷つくことを許容する人間は、他人にもそれを当然のように希求します。
だから、どんどん生きにくくなっていくのです。
互いが互いを削り合っているのです。

まずは一人一人がのびのびと生きるべきです。
そうすれば、個人の総体である社会ももっと生きやすいものになるでしょう。

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人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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