b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/09/11

学びを増やすためには、学ぶ姿勢が大事。ものごとのいい面に着目し、前向きにとらえよう!

いい面

「こんなお粗末な師匠から、何が学べるのだろうか?」 恥ずかしながらも、そう思ったことがあります。
そんな時に諭されました。
「バカな弟子の前には、バカな師匠しか現れてこない」

いい面に着目すればどんなものからも学びを得られる

心持次第で何からも学ぶことができます。
そのためには、どうすればいいでしょうか。
それは、ものごとのいい面に着目することです。

どんなものにも長所はあります。
なぜなら長所は短所の裏返しだからです。

たとえば、飽きっぽいという性格があります。
これは、一見すると悪い面のように思えます。
しかし、見方を変えれば、新しいことに次々挑戦する、好奇心旺盛とも言うことができます。

このように、長所と短所は表裏一体なのです。
視点さえ変えれば、どんなものからもいい面というのは見つけられるのです。

いい面が見つからないというのは、学ぶ対象が悪いのではありません。
ただいい面を見ようとしない私たちの心に問題があるのです。
このことを意識するだけでも、だいぶ学びは増えるはずです。

悪い面をただ批判するだけでは意味がない

しかし、そうはいってもどうしてもいい面が見つけられないという時もあるでしょう。
それは私たちが未熟であることが原因なのですが、見つけられないのならばそれは仕方ありません。

では、そのようなときはどうすればいいか。
悪い面を見つけて批判するのではなく、どうすればよくなるのかを考えるのです。
あくまで、前向きにとらえるのです。

ただ悪いと思うだけでなく、改善点を見つけることで学びとなります。
自分自身が同じような問題を抱えた時に、それを応用することができます。
つまり、目の前のものを反面教師として利用することができるのです。

それに、その改善方法を相手に伝えれば、相手はもっと良くなるかもしれません。
そうすれば、本来その人が持っていたいい面が現れてくるかもしれません。
そうしたら、その素晴らしい面からたくさんのことを学べます。

大事なのは、学び取ろうという姿勢です。
何とかして学ぼうという意識があれば、どんなものからも学びを得ることはできます。
このような意識によって私たちの学びは何倍にもなるのです。

やってみよう!

・身の回りの人やもののいい面を挙げてみよう。
・悪い面とどうすれば改善できるかを考えてみよう。
・「学び取る」という姿勢を常に意識しよう。

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カテゴリー: 思考法
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