b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/08/28

悲観的になってはいけない理由と、ならないための方法

悲観的、ネガティブ

悲観的な人と一緒にいると、自分も悲観的になってしまう。
つかまっちゃうと「それはいけない」「あれはうまくいかない」と否定ばかりされたり、最初から諦めるように仕向けられる。
やってもいないのに、失敗すると決めつける。
付き合わない方がいい。

悲観的とはどういうことか

悲観的であることの是非を問う前に、まずは悲観的とはどういうことかを考えていきましょう。
ここでいう悲観的とは、「何をやっても上手くいかない」という考え方のことです。

これは、将来の不安要素を洗い出す力とはまた別のものです。
この力は、ただ不安要素を洗い出すだけの力です。
その不安要素を踏まえたうえで、「上手くいくわけがない」と考えるのが悲観的ということです。
その状況を受け、「では成功させるためにどうするか」と考えることもできるはずです。

つまり、悲観的であるということは、状況を論理的に見る、見ないに関わらず、まず失敗するという前提から話が始まる考え方のことなのです。

悲観的になってはいけない理由

では、なぜ悲観的になってはいけないのでしょうか。
理由は2つあります。

挑戦をしなくなる

まず一つ目は、挑戦をしなくなることです。
常に失敗するというイメージがあるのですから、挑戦する意欲は湧きにくいですよね。
「どうせ失敗するけど、やってみるか」なんて気持ちで挑戦する人は、なかなかいないでしょう。
挑戦するからには、何らかの勝算があるはずです。

何かを得るためには、挑戦をしないといけません。
自ら行動することなしに、何かを得ることはできません。
ですから、悲観的になって、挑戦意欲を失ってしまえば、何も得ることができなくなってしまうのです。

気持ちが沈んでいく

二つ目は、気持ちが沈んでいくことです。
悲観的であるということは、何もかもが上手くかないという思い込みにとらわれていく事です。
何もかもが上手くいかないということは、人生そのものも上手くかない、楽しくないということです。
そのような状態で生きていても楽しくないでしょう。
だんだんと気持ちが沈んでいき、何に対しても感動しなくなってしまいます。

そのような状態になってしまえば、何をしても上手くいかないし、楽しくない。
人もどんどん離れていってしまうでしょう。

悲観的にならないために

「何をしても上手くいくわけがない」
このような悲観的な思い込みにとらわれると、本当に何もかも上手くいかなくなります。
何に対しても意欲が湧かず、気持ちも沈んでいきます。
ですから、悲観的になってはいけないのです。

悲観的にならないためには、先のことを考えないことが大事です。
ポジティブな未来を想像するのもいいのですが、これはなかなか難しいです。
なぜなら、人間はもともとネガティブに考える傾向が強いからです。
その方が生存には有利だったのです。

気合いで本能に立ち向かうのは難しいです。
だったら、そもそも考えることをやめればいいのです。
考えなければ、ネガティブなイメージもわきません。

考えないために一番いいのは、忙しくすることです。
忙しくするためには、目の前の事に集中すること、やるべきことをたくさん用意しておくといいです。
常に手を動かしていれば、将来のことをあれこれと考えることもなくなるのです。

悲観的にならないためにも、とにかく手を動かし続けましょう!

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カテゴリー: 感情コントロール
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