自分の意見がないなら存在しないのと同じ。自分の考えを大切にしよう。
僕が一緒にいて一番嫌なのは、何の意見も言わない人。
だって、いなくても変わらないもの。
何も言えない=何も考えていない。
それはもはや人間じゃなく、アリと同じ。
日本は社会のために生きている人が多いから、みんなアリの巣にいるようなもの。
人間でも、個人でもない。
なぜ自分の意見を言うことが大事なのか
なぜ自分の意見を言うことが大事なのでしょうか。
それを考えるために、逆に自分の意見を言わなかった場合を考えてみましょう。
もし、自分の意見を言わなかったらどうなるでしょうか。
ただ、上から来た命令をこなすだけになるでしょう。
しかし、ただ命令をこなすだけの存在だったら、それは人間である必要はあるのでしょうか。
別にコンピュータでもロボットでも構わないはずです。
つまり、自分の意見を語らないのであれば、そこにあなたがいる必要はないのです。
どうやって意見を言えばいいのか
しかし、いきなり意見を言えと言われても、なかなか言えないというのが正直なところではないでしょうか。
学校でも会社でも、私たちは自分の意見を言うのを求められてきませんでした。
その訓練も受けていませんし、どうやるのかを学んでもいません。
難しいのも当然でしょう。
まずは、自分がどう思っているのかを理解することが大切です。
私たちは、自分がどう思っているかよりも、周りがどう思っているかを考えて生きてきました。
また、そのことを考えるように教えられてきました。
ですから、自分の考えと周りの考えがごっちゃになっているのです。
その考えが本当に自分のものなのか。
それとも、そうあるべきという周りの声なのか。
それを見極めることが大事です。
自分の考えがわかったら、今度はなぜそう思うのかを考えましょう。
どんなに優れた意見でも、そこに根拠がなければ意味がありません。
「なんとなくこう思う」では人は納得しないし、誰も耳を傾けてはくれないでしょう。
意見を述べる際には、
・本当にそう思っているか
・その理由を説明できるか
が重要です。
この二つを満たした意見であれば、その意見は発言するに値するものになります。
そして、そうした発言によって、あなたがそこに存在することに意味が与えられるのです。
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