なぜ仕事が長引くのか
「仕事を早く終わらせたい!」
これは誰もが願うことでしょう。
では、いったいどうすれば仕事を早く終わらせられるのか。
そのためには、逆に仕事がなぜ早く終わらないのかを考えるのが有効です。
だいたい私たちの仕事が長引いてしまう原因は、予期しないアクシデントが起きるためです。
これが起きてしまったために、スケジュール通りなら定時に帰れたのに、夜遅くなってしまうのです。
仕事を早く終わらせる方法
ということは、仕事を早く終わらせるには、長引く原因をつぶせばいいのです。
つまり、予期しないアクシデントを起こさないことです。
そのためには、
・先行して全体に着手してみる
・人に聞く
・情報を記録しておく
ことが有効です。
先行して全体に着手してみる
予期せぬアクシデントが起きてしまうのは、それを計画の時に予想できなかったからです。
では、計画の時に全てわかっていないといけないのでしょうか。
現実的に、計画の段階で全てを予想するのは不可能です。
思ったより時間がかかったり、思わぬ見落としがあったり。
やってみてはじめてわかることがほとんどです。
それらを知るためには、実際にやってみるしかありません。
だから、先行して着手してみることが大事になってきます。
もちろん、先行してすべてを終わらせるわけではありません。
イメージとしては、成果物のプロトタイプを作るような感じです。
そうすれば、全体の作業を浅く着手することになるので、思わぬトラップに気づけるのです。
人に聞く
先行して着手するよりももっと確実で楽な方法があります。
それは、前に同じことをした人に聞いてみることです。
そうすれば、一発でつまずくポイントを教えてもらえます。
この方が先行して着手するよりも、ずっと楽です。
身近に聞ける人がいたら、迷わずその人に聞きましょう。
情報を記録する
ただ、聞いても昔のこと過ぎて覚えていないということもあります。
その場合でも、その人が当時のことを資料に残していれば、問題ありません。
このように、情報を残しておくことは非常に重要です。
その情報があれば、同じ過ちを繰り返さないで済むのです。
記録するのはたしかにめんどくさいです。
しかし、そのひと手間で、次回の作業が劇的に楽になります。
記録をするクセをつけることで、トータルの時間は少なくて済むのです。
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