b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/08/20

努力が続かない人へ。ものごとは仕組化すれば続く!

ものごとを続けるのに最大の障壁となるのが、「めんどくさい」という感情です。
では、なぜ私たちはめんどくさいと感じてしまうのでしょうか。
それは、考える作業が発生するからです。

「どうやろうか」
「何から片付けようか」
など、考える作業が発生すると、疲れてしまいます。
そして、それが続くとだんだんめんどくさくなってきてしまいます。
つまり、考えてしまうからめんどくさくなってくるのです。

やる気

では、どうすれば考える作業をなくすことができるでしょうか。
そのためには、ものごとを仕組化、手順化することが必要です。
何も考えず、その手順に従えば、作業が完了する、そんな仕組みを構築することが重要なのです。
そうすれば、考えることによって消耗してしまい、めんどくさいと感じることがなくなります。

では、どうすれば作業を仕組化できるでしょうか。
そのためには、作業を小タスクに分割すればいいです。
タスクに分けることで、その作業は単純化されます。
単純なものは考えないでも取り組むことです。
作業を分割していけば、考えるシーンがどんどん減っていくというわけです。

たとえば、文章を書くことについて考えてみましょう。
文章を書くという行為は、おおざっぱに分けると以下のようなタスクに分けられます。
①テーマの選定
②論理構成を決める
③文章化する

もし、これらをいっぺんにやろうとすると、いろいろ考えないといけません。
たとえば、論理構成を考えながら、文章化を行うとしましょう。
論理構成は大枠を考える作業です。
一方で文章化は細部を見る作業です。
両方をいっぺんにこなすというのは、ミクロとマクロを行ったり来たりすることになります。
そうすると、視点の切り替えが発生するたびに、「どうしようか?」と考えるので、疲れてしまいます。
それが続くと、だんだんめんどくさくなってくるのです。

だから、タスクを分割しましょう。
論理構成を決める時も、文章化するときも、それだけに集中するのです。
そうすれば、ミクロとマクロを行ったり来たりする必要はなくなります。

ものごとを続けるためには、それを行う際の負担を減らしていく必要があります。
そのためには、考える行為を減らすのが有効です。
考える行為を減らすには、作業を考える必要がなくなるまで細分化するのがいいのです。

勉強がしたくてたまらなくなる本

カテゴリー: 努力
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