コントロールできないものについて考えるのをやめれば、時間をもっと有効に使える。
僕はストレスを感じない。
「ストレスというものは、コントロールできないからしょうがないんだ。このことについて考えること自体がムダだ」と悟っているから。
「どうしてあの人はこんなことをするんだろう」ともんもんとする時間を、自分の成長に投資したほうがよっぽど建設的だよね。
自分のコントロールできないものについては考えない。
これは、すべてのことに当てはまります。
仕事でも、趣味でも、勉強でも。
自分のコントロールできないことについても、それを変えることはできないので、意味がありません。
つまり、そのことについて考えている時間というのは無駄なのです。
その上、ストレスについて考えるというのは、心を消耗してしまいます。
ストレスについて考えることが楽しいという人はいないでしょう。
なんとなく嫌な気持ちになるはずです。
気持ちも沈んでいくでしょう。
この「嫌」という気持ちは心のエネルギーを大きく削っていきます。
たとえば、日曜日の夜に来週の仕事のことを考えると、嫌になってだんだんと無気力になってくるなんてことはあるでしょう。
嫌なことを考えると、それと同じ現象が起きてしまうのです。
ですから、自分がコントロールできない嫌なことについては、一切考えない。
最初からそう決めてしまった方が良いかもしれません。
そうすれば、生産性のない悩みによって、エネルギーを消耗するのを未然に防ぐことができます。
そして、そのエネルギーを自分のために使う。
勉強して自己研鑽するのもいいでしょう。
友だちと遊んで、ストレス発散するのもいいでしょう。
嫌なことを考えて、ストレスをためるより、ずっと素晴らしい時間の使い方です。
コントロールできないことについては考えない。
明日会社があることとか、一緒に働きたくない人がいるとか、思うように給料が上がらないとか。
そんなつまらないことを考えるのに貴重な時間を使うのはやめましょう。
この意識を持つことで、自分の時間をもっと有効に使うことができるはずです。
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