結果にはこだわるけど、やり方はこだわらなくていい
なぜ組織は新しい人材を入れるのか
会社が新しい人材を雇うのはなぜでしょうか。
すでに仕事をできるだけの十分な人材はいるはずです。
だったら、別に何もできない新しい人を雇わず、今のままで回していけばいいはずです。
そうすれば、教育コストもかからないで済みます。
しかし、会社に関わらず、組織というのは新しい人を入れようとします。
なぜでしょうか。
それは、新しいやり方を生み出すためです。
新しい人が新しいやり方を考える。
最初は非効率化もしれ混ぜんが、続けていくうちにいい方法が生まれるかもしれません。
それが続けば、イノベーションとなり社会全体の効率性が格段に高まるかもしれません。
つまり、組織が新しい人材を入れるのは、新しいやり方を生み出すため。
それによって社会全体を効率化していくためなのです。
どうやればいいかを自分で考えることが大事
新しいやり方を生み出すためには、やり方にこだわってはいけません。
目指すべき結果が与えられて、そのために自由にやり方を考える。
そのようにすれば、どんどん新しいやり方が生まれてくるでしょう。
しかし、日本の会社では結果でなく、やり方にこだわる人が多いです。
また、支持される側もこと細かくやり方を支持されないと何もできない、という人が多いです。
これでは、社会はいつまでたっても効率的にはなりません。
効率化をめざすのであれば、常に新しいやり方を考えることが必要です。
そのためには、自分の頭で考えることが大事です。
望む結果を得るために、何が必要か?
それを得るためにはどんな手段があるか?
その中のどの手段が最も効率的か?
こういったことを考えられることが大事です。
もしかしたら、今いる会社はやり方も決まっていて、新しいやり方を試すことが許されていないかもしれません。
しかし、それでも自分なりに「こうやったほうがいい」ということは考え続けるべきです。
そうしないと頭がどんどん退化していきます。
それに、そんな非効率なことをやっている会社はどのみち淘汰されてしまうでしょう。
そうなった時に、一人でも生きていけるように、自分の頭で考えることは重要です。
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