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成果を上げるために必要なこと。今に集中し、余計なことを考えない。

成果

成果を上げるために重要なのは、目の前の事に集中することです。
あれこれと余計なことを考えてはいけないのです。

たとえば、資格の取得を目指しているとしましょう。
最初のうちはモチベーションも高いので、やる気が持続するでしょう。
しかし、しばらくして気持ちが落ち着いてくると、
「ほんとうに合格できるのか?」とか
「合格までにあとどれくらい時間をかけないといけないんだ?」
といった、余計なことまで考え始めてしまいます。

目標を達成するには、そのための行動を毎日愚直に続けるしかありません。
資格を取得するのであれば、毎日勉強を続けるしかないのです。
そこに余計な思考は必要ありません。
やるべきことを淡々とやり続ける。その結果として資格の取得があるだけなのです。

ですから、余計なことを考えずに、今やるべきことに集中するしかないのです。
今すぐ机に向かうことでしか、目標に近づくことはできません。

それに今やるべきことだけを考えれば、気持ちが萎えることも少なくなります。
たとえば、資格を取得するためには10章もの内容を理解しないといけないとします。
こう考えると、大変そうですし、面倒くさそうです。
なんとなくやる気がそがれてしまいます。

しかし、今やることだけに集中したらどうでしょうか。
この問題を解く。
この文章の意味を理解する。
目の前の作業だけに集中するのです。
そうすれば、先のことを考えてうんざりしてしまうこともなくなります。
今この瞬間にあることだけに集中し、先のことを心配しないようにすれば、めんどくさいという気持ちが起こらずに済みます。

今に集中し、余計なことを考えない。
それが、成果を出すために必要な意識だと言えるでしょう。

ジム「君がレースですべきことは何だ?」

選手「メダルをとること、相手を負かすこと、賞金を勝ち取ることです」

ジム「いや、違う。君がすべきことは、A地点(出発点)からB地点(ゴール)までできるだけ速く泳ぐことだ。
速く泳ぐことは、ライバルやメダルとは関係ない。大事なのは、自分がすべきことに集中することだ。
速く泳ぐために必要なこと、つまり、レースプランとテクニックに集中する。
それだけだ。メダルとか、おカネ、情熱、レーン、ほかのスイマー、ソーシャルメディア、マスコミ、そんなものは君の足を引っ張る騒音でしかない。
そんな無関係なものを気にしていたら混乱するだけだ。単純に考えようよ」

カテゴリー: 努力
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