ジェネラリストでなく、スペシャリストを目指せ!
人が専門家を選ぶとき、どんな基準で選ぶでしょうか?
もちろん、自分の問題を解決してくれるのに最も適した人物を選ぶのではないでしょうか。
たとえば、自分の子供を病院に連れていくとき、なんでもできる医者と小児科専門の医者がいたらどちらを選ぶでしょうか。
インプラントをしたいと考えた時に、その実績のある歯医者とそうでない歯医者のどちらを選ぶでしょうか。
このように考えれば、全ての人は何でもできるジェネラリストでなく、狭い専門分野を持つスペシャリストを欲しているのです。
私たちは、専門性を持つことの有用性を知りながらも、そこに踏み出せずにいます。
その不安の原因の大きなものとして、「専門性を高めすぎると汎用性がなくなるのではないか?」というものがあります。
しかし、汎用性と専門性はトレードオフの関係ではありません。
一つの分野で高い専門性を持ちながら、一方で広く知識を持つことだって可能なはずです。
そう考えれば、まず高めるべきは汎用性でなく、専門性なのです。
目指すべきは、ジェネラリストでなく、スペシャリストなのです。
できる限り多くのことを学び、できる限り柔軟な開発者になろう。
同時に、専門分野を持って自分をユニークな存在として目立たせることも大切だ。
このふたつからどちらかを選ばなければならない時には、まず専門特化に取り掛かり、あとで多才になればいい。
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