b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/08/03

お上にすがって生きるのを辞めよう。自分の足で自立した人生を歩むべき。

一生懸命働いていれば、会社は必ずそれに報いてくれる。
もうかなり古い価値観になっているとは思いますが、それでも私たちはこのことを心のどこかで信じています。
しかし、よく考えればそんなことはないのです。
会社は営利組織であり、利益を上げるためだけに存在します。
ある社員が頑張っていようがいまいがは関係ないのです。
興味があるのは、「その人間が利益を上げることができるか」、ただそれだけです。
ですから、滅私奉公して頑張ったから報われるべきというのは、おかしな考えなのです。

自立

なぜこのような非現実的な考えが浸透しているのでしょうか。
それは、日本人のお上体質のせいです。
全てはお上が何とかしてくれるという思考です。
ここで言うお上とは、自分よりも上の立場の人間や組織のことです。

考えてみれば私たちの人生は、お上の意向を汲んで、そこに依存することで成り立ってきました。
学校では、先生というお上のいうことを疑うことなく実行することが求められます。
家庭でも親というお上のいうことを反発せずに聞くことがよしとされます。
大人になってからも根本は変わりません。
会社や上司のいうことをおとなしく聞くような従順な人間が求められます。
現状に不満があっても、それを我慢して乗り越えるような人間が評価されるのです。

このように私たちの人生は、お上のいうことを聞くことが求められてきました。
そのため、自分の頭で考えることをしてこなかったのです。
自分の意見が何もないのです。
だからいざすがっていたお上が自分を見放すと、どうしていいかわからなくなってしまうのです。
情けないことですが。

結局お上にすがりながら生きているような人間は、本当の意味で自立しているとは言えません。
そのお上に切り捨てられたら生きていけないわけですから。
そのような状況を理解し、それが非常に危ういものだと自覚する必要があります。

もうこれからの時代は、政府が悪い、会社が悪いでは通用しなくなっています。
今まですがっていたお上も問題を解決できず、その力が失われてきているからです。
何かにすがって責任を放棄するのではなく、自分の手で何とかする。
早くそんな覚悟をもって生きられるようにならないと、これからの時代は大変でしょう。

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

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カテゴリー: 生き方
タグ   :

人生について真剣に考えてみましょう


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。

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