生きることが目的になると人生つまらない
やりがいの無い仕事をすると、自分の存在意義を疑い始めます。
「自分はいったい何のために生きているのだろうか…」
そんな疑問が頭の中に浮かんでくるのです。
そもそも、なぜ自分は仕事をしているのか。
それは、生きるためです。
生きるためにはお金が必要。
だから、お金を得るために仕事をしていることになります。
仕事にやりがいがないということは、自分の時間をお金に変えていることになります。
生きるためにお金が必要。
そのために、時間をお金に変換している。
そのために仕事をしている。
こうなってくると、では一体何のために生きているのかが疑問になります。
しかし、この問いに明確に答えられる人などいるのでしょうか。
目的を辿っていくと、生きることで止まってしまいます。
つまり、生きるために生きている。
生きることそれ自体が目的になっているのです。
現代人の多くが、閉塞感を抱いているのは、これが原因ではないかと思います。
生きる目的がないのです。
生きていてもこの先いい思いはできそうもない。
むしろ、社会の状況はどんどん厳しくなっていく。
それでも生まれてしまった以上は、生きていかないといけない。
そんな答えのない思考が頭の中をグルグルしているから、どんどん生きる気力が失われていくのです。
生きるためには、目的が必要です。
そうしなければ、目の前の全てのことに意味が生まれません。
何のために仕事をしているのかわかりませんし、何のためにお金を稼ぐのかも分かりません。
仕事にやりがいを求めるとか、お金をたくさん稼げるようになるとかの前に、まずは、生きる目的を理解することが一番重要なのではないでしょうか。
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