b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2017/06/04

その先に目的がない苦しみなど、耐える必要はない。苦しみをありがたがるのをやめよう。

将来のために今の苦しさを耐える。
この言葉が全て間違っているとは言いませんが、これにこだわりすぎるのもどうかと思います。

苦痛、苦しみ

生きていくには楽しいことも辛いこともしないといけない

たとえば、自分のやりたいことを我慢して、苦しい仕事に打ち込んだ人はたいてい死ぬ前に、
「もっと自分のやりたいことをすればよかった」とか「家族を大事にすればよかった」と言います。
死ぬ直前の言葉というのは、まさに真理でしょう。
そして、このことは時代に関わらず、常に言われていることです。

じゃあ、自分の好きなことだけやっていればいいのかと言われたら、それも違います。
ほんとうにそれで生計が立つなら、別にそれでもいいかもしれません。
しかし、現実問題それは難しいです。
生きていくには、辛いことも我慢しなければいけないのです。

結局なにがいいたいのかというと、両極端に振れてはいけないということです。
苦しいことを我慢しすぎるのはよくないけど、だからと言ってゼロにすることはできないのです。

目的のために苦痛を我慢する

じゃあ、一体どうすればいいのか。
一つの考え方として、一時的に苦痛を我慢するというものがあります。
人生において、苦痛に耐えなければいけない時期は存在します。
では、なぜその苦痛を耐えるのか。
それは、その先に楽しいことが待っているからです。
つまり、苦痛を耐えるのは、その先に目的がある時だけにするのです。
何の目的もないのに、「人生は辛いことだ」と思い込んで、我慢し続けるのがよくないのです。
生きるためだけに苦痛を耐え続けると、このような思考に陥ります。
そうすると、先ほど述べたような、死ぬ前に後悔が残る人生になってしまうのです。

そもそも、私たちは、なぜ生きているのか?
少なくとも、苦痛に耐えるためではありません。
何らかの目的を達成するために生きているはずです。
であれば、その目的に関係ないのであれば、苦痛を耐える必要はないのです。

目的がないのに苦痛に耐え続けると、苦痛に耐えるのが人生の目的になってしまいます。
そんな人生は悲しいでしょう。

目的を見誤らなければ、苦痛も耐えられます。
そうすれば、人生も後悔のないものになるでしょう。

まずは目的を見つけよう

苦しみを耐えることは、生きていくうえで確かに必要なことです。
そうすることで得られるものもたくさんあります。
しかし、だからと言って苦しみをありがたがることは間違っています。
苦しみを耐えるのは、あくまで手段に過ぎません。
何か成し遂げたいことがあって、それを達成させるために仕方なく苦しみを受け入れるのです。
ただ苦しみを受け入れればいいというわけではありません。

適切に苦しみを耐えるためには、人生の目的が必要です。
それがあることによってはじめて苦しみに耐えることに意味が生まれるからです。
ですから、大事なのは人生の目的を見つけることです。
では、一体どうすれば人生の目的を見つけることができるのでしょうか。

目的と言うのは、そう簡単に見つかるものではありません。
身の回りで目的を見いだせずに苦しんでいる人がたくさんいることからも、それはわかるかと思います。
大事なのは、最初から大きな目標を目指すのではなく、身の回りのできることからこなしていく事です。
いきなり年収を上げようとするのではなく、まずはそのための能力を身につけるために勉強の習慣を身につけるなど、実現できそうなことからやっていくのです。

この時気をつけたいのが、まずは漠然とでもいいから大きな目標を決めておくということです。
漠然とでも方向性が決まっていれば、大きく道を外すことはありません。
その大きな方向性に沿う形で、小さな目標を達成していくのです。
そうすれば、自然と大きな目標も達成されていくのです。
途中大きな目標も変わるかもしれませんが、方向性があっていれば大きく外すこともないでしょう。

まずは漠然とでもいいから目指したい方向を決める。
そしてそれを達成するために身の回りでできそうなことから取り組んでいく。
これが人生の目的を見つけるための最短ルートです。
そして、その道と関係ないところにある苦しみは、ためらわず回避していいのです。

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カテゴリー: 生き方
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あなたはなぜ生きるのか?


「生きる」を考える

「なぜ自分は生きているのか?」
そのように思うことはないでしょうか。

ただ生まれてきて、生まれてきたからなんとなく生きている。
そのような生き方をしていると、生きていることに意味を感じません。
そして、それは「なぜ生きているのか」という、言いようのない不安感に変わります。

こうした不安感を払拭するためには、「なぜ生きるのか」ということに対し、真剣に向き合う必要があります。
自分は何を望んでいるのか。
何を大切にしていきたいのか。
社会や他人からいいように思われたいだけなのではないか。

こうした様々なことに思いを巡らせることで、はじめて自分の人生に確信を持てます。
「自分はこう生きればいいのだ」という確信です。
本書が、そのきっかけとなれば幸いです。



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