複雑な事象も簡単に理解できる!図解するメリットとその方法。
複雑なものを理解するというのは、難しいものです。
一つ理解したと思ったら、また新しい要素が出て、それを追っているうちに、最初の理解がおぼろげになる。
それで、また最初から追いなおす。
そんなことの繰り返しで、一向に理解が進みません。
これは、複雑なものを複雑なまま理解しようとしているからなのです。
複雑なものは、シンプルに考えて理解すればいいのです。
シンプルに理解するために有効なのが、図解することです。
図解するとは、文字通り目の前の事象を図にして表してみることです。
そうすると、要素と要素の関係が明らかになり、理解が深まります。
無駄な情報が省かれ、ビジュアルで理解できるので、負担が一気に減るのです。
さらにわかりやすくまとまっているので、人に説明するのも楽です。
では、図解するにはどうしたらいいのか。
まずは、要素と関係に注目することが大事です。
たとえば、簡単な例ですが、車の要素と関係を考えてみましょう。
そうすると以下のような感じになるでしょう。
こうなるとその事象を理解しやすくなります。
さらに、図解することで新しいアイディアが出やすくなります。
たとえば、運転の主体を変えてみましょう。
主体がAIになると、従来の車が自動運転になりました。
図解ができていると、要素を少し変更するだけで、新しいものが作れたりもするのです。
他にもタイヤを変えてみたり、エンジンを変えてみたりすることで、新たなアイディアが生まれるでしょう。
上記は非常に簡単な例ですが、事象が複雑になってもやることは同じです。
要素と関係を洗い出すのです。
そうすれば、複雑な事象でもシンプルに理解することができます。
図を作るのは、正直言って面倒です。
しかし、一回作ってしまえば、あとから何度も見返せるし、思い出すのも早くなります。
何よりも人に説明するときに便利です。
みなさんも複雑なものを理解する必要に迫られたら、図に書いてみてください。
かえって時間の節約になるはずですよ。
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