何か新しいことをはじめる時、私たちは準備をしようとします。
別にそれ自体は悪いことではないです。
事前に準備をするのは、大きな失敗を防ぐために必要な行為です。
問題は、準備に深入りしすぎてしまうことです。
準備は、所詮準備です。
やる前からわかることなんてたかが知れています。
その状態で、あれも必要、これも必要などとやっていては、キリがありません。
しかも、それだけ念入りに準備しても全く使わないということだってあり得ます。
おまけに、本当に必要だったのは、全然準備していなかったものだった、なんてことだってあり得ます。
完璧な準備などできないのです。
それにも関わらず、不安だから私たちは準備に時間をかけます。
準備をすればするほど、あれも必要、これも必要となり、いつまでたっても終わりません。
いつまでたっても、実際に行動を起こすことができないのです。
準備とはいったい何のためにしているのでしょうか。
それは、その後の行動の成果を高めるためです。
しかし、不必要な準備は、成果を高めてはくれませんし、開始の時期をどんどん遅らせます。
全くいいことが無いのです。
準備はいくらしたって、し足りないし、そもそもそれが普通なのです。
そういう風に認識を変えて、準備に力を入れるのではなく、さっさと行動に起こすことを意識しましょう。
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