継続こそ力なり。努力を習慣化する超具体的な5つの方法!
「何かで成果を出すには、努力が必要」
こんなことは言われるまでもなく理解しているかと思います。
しかし、わかっているのとできるのは大きな違いがあります。
いくら頭で分かっていても、それを実行できない。
あなたもそのようなことで悩んでいるのではないでしょうか。
「継続こそ力なり」という格言があります。
何事も続けることによって、成果が表れるのです。
逆に言えば、どれだけ才能や能力があっても、継続した努力ができなければ成果を上げることはできません。
つまり、一番大事なのは、努力を続けることなのです。
努力と言うのは、成果が出るまでに長い時間を要するものです。
ですから、できるだけ早く努力を続けること、継続することが大事です。
早く始めれば早く始めただけ、芽が出るのも早くなるというわけです。
では、どうしたら努力が続くようになるのでしょうか。
今回は、そんな努力を続けるための方法についてみていきます。
目次
努力を続けるための超具体的な5つの方法
努力を継続するのに必要なことは何でしょうか?
気合いでしょうか。
根性でしょうか。
実は努力を継続するのに必要なのは、努力でも根性でもありません。
必要なのは、テクニックです。
「こうすれば努力は続く」というテクニックが重要なのです。
努力と言うのは、長い期間継続してはじめて効果が出るものです。
そうした長い期間の間には、なかなか成果が出ない、苦しい期間も存在します。
その期間を気合いや根性だけで乗り切るのは難しいです。
気合いや根性と言うのは、瞬間的なパワーはものすごいですが、継続力には欠けます。
つまり、本気で努力して成果を出すのには向いてないのです。
努力で成果を上げるためには、何よりも知識やテクニックが重要です。
そこで、努力を継続するために知っておきたい5つの具体的な方法を紹介します。
①まずは最初の2カ月を頑張ろう
努力を継続するための一番確実な方法は、習慣化することです。
習慣化すれば意識しなくても毎日続けることができるからです。
たとえば、お風呂や歯磨きを考えてみてください。
これは毎日行っていますが、それを継続するのに頑張りは必要ないですよね。
特にあれこれ考えることなくやっているかと思います。
他にも、通勤や通学なんかもそうですね。
毎日やっているから、そこまで辛くはない。
やることが当たり前の状態になっているのですね。
もし、勉強や運動なども、このような当たり前のものになったらどうでしょうか。
それに取り掛かるために気合いを振り絞らなくてもよくなります。
歯磨きやお風呂と同じような感覚で、無意識的に当たり前に続けることができるようになるのです。
つまり、習慣化できれば努力は勝手に続いてくれるというわけです。
では、どうしたらものごとを習慣化することができるのでしょうか。
そのヒントとなるのが、フィリパ・ラリー博士の研究です。
その研究によると、人が物事を習慣化させるには、平均で同じ行動を約2か月間続ける必要があるそうです。
約60日間同じ行動を続けることができれば、努力しなくてもその行動ができるようになるということです。
また、習慣化においては、完璧を求めない方が良いようです。
つまり、1日それをサボってしまったからと言って、辞めてしまうのではなく、気にせず明日からまた始めればいいのです。
3日やって、1日サボって、また1日やる
このように断続的にでもいいから続けることが、ものごとの習慣化には重要なのです。
つまり、習慣化に重要なのは、以下の2つです。
・とにかく最初の2か月間は続ける。
・たまにサボっても、それを気にせず続ける。
あまり、根を詰めずに気楽に続けることがコツですね。
②やったことを記録しよう
努力を続けるには、励みが必要です。
ダイエットでも一向に体重が減らなかったら、だんだんやる気がなくなってきますよね。
成果が見えてくるから、やる気がでてくるのです。
そして、それは努力でも同じことです。
では、どうしたら成果が見えるようになるのでしょうか。
そのために有効なのが、記録をつけることです。
たとえば、勉強だったら今まで解いた問題数や、勉強時間を記録するのです。
そうして自分がやってきたことを可視化すれば、あとで見た時励みになります。
「自分はこんなにやってきたんだな」と励みになるのです。
預金残高が増えているとちょっと嬉しくなる。
この感覚に近いものがありますね。
まずは時間でもページ数でもいいので、記録しやすいものから記録していきましょう。
やる気がなくなった時に、ふと見返せば、きっとあなたを励ましてくれるでしょう。
③すぐに取り掛かれる環境を作る
努力を継続するのには環境も大切です。
とりわけ、すぐに取り掛かれる環境を作るのはとても重要です。
例えば、勉強をしようと思った時、勉強道具が鞄の中に入っていたらどうでしょうか。
まず、それを取り出さないといけないですよね。
実はここがポイントです。
この少しの動作ですが、これが積もり積もると、どんどんめんどくさくなってきます。
あなたにも経験が無いでしょうか。
勉強道具を広げるのがめんどくさくて、ダラダラと先延ばしにしてしまうという経験です。
もし、勉強道具が既に机の上に準備されていたらどうでしょうか。
後は、机に向かって勉強をすればいいだけです。
このように、取り掛かるまでの障壁をできるだけなくすことが大事です。
この障壁が多ければ多いほど、あなたのやる気を削いでいきます。
そして、だんだんめんどくさくなってくるのです。
ですから、すぐに取り掛かれるような環境を常に保ちましょう。
勉強をするのであれば、机の上にペンもノートも用意しておく。
運動をするのであれば、着替えや運動靴をあらかじめ出しておく。
そうすれば、思い立った時にすぐに取り掛かることができるのです。
④作業を分割する
何かに取り掛かるときに障壁となるのが、めんどくさいという気持ちです。
では、なぜこのような気持ちが生まれてしまうのでしょうか。
それは、いろいろなことを考えてしまうからです。
例えば、何かの仕事に取り掛かろうとします。
そうすると、次のようなことを考えて今うのではないでしょうか。
「まずはこの作業をしないといけない」
「次にあの作業をしないといけない」
「いや、待てよ。この作業の前にあっちを確認しないといけない。」
「ここはわからないから担当に確認しないと。」
「そもそも、担当は誰だろう?」
「全体の締め切りがここだから、今週中にここまで終わらせないと」
…。
こんな感じで頭がぐちゃぐちゃになるのではないでしょうか。
この状態は良くありません。
いろいろなことを考えないといけないので、脳が疲弊してしまうからです。
そして脳にあまりにも負荷をかけすぎると、めんどくさくなってしまうのです。
つまり、めんどくさくならないためには、脳に負担をかけないことが大事です。
脳に負担をかけないためには、考えることを減らすことが大事です。
言い換えれば、一度に一つのことしか考えないということです。
そのためには、作業を分割することが大事です。
例えば、計画を考えるなら計画を考えることに集中する。
その時に思いついた作業に手を出すのをやめます。
メールを確認してる時は、確認することだけに集中する。
返信するのは、全部見終わって優先度を決めてからにする。
このように、作業を分割するのです。
「今はこの作業のことしか考えない。」
このように取り組んでいく事が大事です。
そうすれば、その作業だけに集中すればよくなるので、頭が散らかることもなくなります。
頭が整理されれば、めんどくさいという気持ちもわかなくなるのです。
⑤目の前の作業に集中しよう
めんどくさいという気持ちが湧くのは、先のことを考えてしまうからです。
たとえば、何日もかかる作業があって、その全体を考えながら作業をしていると、だんだんめんどくさくなってきます。
そのように作業をしていると、どうしても「あと○日もかかるのか…」とか「まだ全体の○%か…」などと考えてしまいます。
このようにネガティブにとらえると、どんどんやる気がなくなってくるのです。
こうならないためには、とにかく今に集中することが大事です。
今目の前の作業をこなすことに全力を注ぐのです。
それ以外に余計なことは一切考えないようにします。
そうすれば、全体の○%が終わったというとらえ方ではなく、前の前の作業が100%終わったとポジティブにとらえることができます。
マラソンでよく言われる、
「遠くを目指すと辛くなる。
目の前の一歩に集中することが大事。」
と似たような感覚ですね。
大きなことを成し遂げるのも、結局は目の前の小さな一歩の積み重ねです。
その一歩一歩を確実に歩んでいけば、おのずとゴールにたどり着くのです。
ですから、あまり先のことを考えず、いい意味で目先のことだけを考えるのも大事なのです。
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