残業をなくすために。完璧を目指さず、速攻で大枠を作ってしまおう!
毎日毎日残業続きという人も多いでしょう。
特に現代は、働き手が足りない状況です。
それにも関わらず、仕事量は一向に減りません。
しかし、周りに環境のせいにして残業を受け入れてしまってはいけません。
残業は、自分の時間を浪費していることです。
時間は、人生の残り時間、つまり命と同義です。
命をだらだらと垂れ流しながら生きていていいはずがありません。
では、なぜ残業が一向になくならないのかを積極的に考えていきましょう。
自分で改善できる範囲から改善していくのです。
仕事が終わらない理由とは一体何でしょうか。
それは、見積もりをしないことが原因です。
見積もりをしないから、なんとなくで計画を立ててしまいます。
そのようなずさんな計画だから、途中でほころびが見つかり、納期に間に合わなくなります。
そのしわ寄せが残業となって表れてくるのです。
では、どうしたら見積もりを正確にすることができるのでしょうか。
そのためには、早めに着手することが重要です。
見積もりというのは、実際に取り掛かってみるまではできません。
実際に仕事をしてみて、
「この作業はどれくらいかかる」
「この作業は今やっている作業よりも難易度が高そうだ」
「この作業は単純作業だから手の空いている人に回せる」
といったことが見えてくるのです。
このようなことがわかってはじめて正確な見積もりを立てることができるのです。
やる前に全体をながめてなんとなく目算するだけでは、見積もりはできません。
いわば下見が必要なのです。
つまり、残業を減らすためには、早めに作業に着手することが重要なのです。
そして早い段階で大枠を作り上げてしまうのです。
細部にこだわってはいけません。
そうすることで全体の作業量が見えてくるのです。
全体の作業量がわかれば、計画もより正確なものを作れます。
当初の計画が誤っていた時も、論理的に上司に説明し、納期を伸ばすことができます。
残業をなくすために必要なのは、とにかく初速を早くし、全体を仕上げることなのです。
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