ネガティブ思考は悪ではない!マイナス思考を飼いならして使いこなせるようにしよう。
ネガティブ思考は、行動を阻みます。
考えすぎることによって、行動を起こすことができなくなるのです。
「失敗したらどうしよう」
「笑われたらどうしよう」
このような不安に駆られ、思うように行動できなくなります。
これだけで考えれば、ネガティブ思考は、不要なもののように思えます。
しかし、ネガティブ思考であっても、使い方次第では役に立つものとなります。
たとえば、心配になるがゆえに確認を怠らなくなります。
既に確認したものに対して、不安だからもう一回確認する。
本当に確認できているか不安だから、もっと漏れのないような確認方法を考える。
そうすることによって、完全性の高い作業が保証されるのです。
また、ネガティブ思考は計画の穴にも気づきやすいです。
失敗することを前提に考えているから、何が原因で失敗するかが見えやすいのですね。
ですから、それを一つ一つ潰していけば、成功の確率は上がるわけです。
とはいっても、やはりネガティブ思考は、やはり行動のスピードを遅らせます。
いつまでも確認していたらものごとは前に進みません。
いつまでも計画の穴を考えていたら、何も前進しません。
大事なのは、自分がネガティブ思考であると自覚することです。
そして、ネガティブ思考の長所と短所をしっかり理解することです。
そうすれば、作業の確実性とスピード間をちょうどいいバランスでとっていけるようになります。
ネガティブ思考がいい、悪いではなく、その長所と短所をしっかり理解して、使いこなすことが重要でしょう。
ネガティブ思考を飼いならして、それに振り回されるのではなく、上手く使えるようになりましょう。
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