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公開日:
最終更新日:2016/07/24

転職活動体験記。面接を突破するための志望動機、転職理由、キャリアプランetc…

転職を成功させるには、何といっても面接を突破することが不可欠です。
面接を突破するのに一番いいのはとにかく場数を踏むことです。
しかし、それだけだとこの記事が終わってしまうので、今回は私が転職活動を通じて感じた、面接を突破しやすい方法を紹介します。
本当は、このようなテクニックに頼るのは、面接の本意からそれるので、あまりよくないのですが、どうしても生きた企業がある場合は、そうも言ってられませんよね。
参考になれば幸いです。

転職

面接で聞かれることは大体決まっている

面接で聞かれることというのは大体決まっています。
必ず聞かれるのが、
・自己紹介、職務経歴
・自己PR
・転職理由
・志望動機
・入社後のキャリアプラン
・最後の質問
くらいでしょうか。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己紹介、職務経歴

これに関しては特に語ることもないでしょう。
普通に準備すれば十分です。
参考までに、私の場合、自己紹介は以下の流れで行いました。
・現職での職務経歴の要約
・アピールしておきたい経験
・今回の転職理由

正直、ここはあまり重要でないので、1分くらいしゃべれれば問題ないかと思います。
ただ長すぎる自己紹介はNGの場合が多いようです。

自己PR

これも普通に自分の長所を言えばいいと思います。
根拠となるような実績があると説得力が増します。
さらに踏み込んで言えば、その長所が起業の求める人物像と一致していればなおいいです。
なので、理想形は自己PRを複数用意しておき、企業の求める人物像に合わせて使い分けるのがいいでしょうか。

転職理由、志望動機

転職理由、志望動機は今までの項目の中でも最重要の項目となります。
正直言ってここがしっかりとしていれば、ポテンシャル採用であれば問題なく通過できるでしょう。
もちろん、即戦力採用だと職務経歴やスキルが重視されるので、その限りではありませんが。
最も、そういう場合はほとんど書類選考で落とされるので、あまり気にする必要はないかと思います。

転職理由のポイントは、それがその選考先の企業に入社することで満たされるのかということです。
たとえば、「もっとスキルを身に着けたい」というのが転職理由だとします。
その場合、その条件が本当にその企業で満たされるのかというのが重要になってきます。
反対に志望動機を考える場合は、なぜスキルが身につくと言えるのかの根拠を並べれば完成します。
つまり、転職理由と志望動機は表裏一体なのです。

ただ、志望理由で一つ注意したいのが、「それは別の企業でも満たせるのでは?」という質問です。
この質問はかなり厄介です。
なぜならば、本当にその会社だけが満たしている条件などないからです。
どんな企業にも似たような競合があります。
その中で、何とか差別化する理由をひねり出さないといけないのが、非常に面倒です。
さらに、この作業は手間と時間がかかる割に、企業によっては聞かれないというリスクもあります。
なので、志望度が高い企業のみ対策しておけばいいのではないかというのが、個人的な考えです。

入社後のキャリアプラン

入社後のキャリアプランも、志望動機、転職理由と並んで重要視されます。
キャリアプランは、その会社が欲しがっている人材像を語ればOKです。
応募者のなりたい姿と、企業が求める人材像が一致していれば、その応募者を落とす理由がなくなるからです。
逆に言えば、ここが一致していないと一発で落とされる可能性もあるので注意しましょう。

キャリアプランでは、だいたいにおいて「将来マネジメントをしたい」といっておけばいいでしょう。
どこの組織もマネジメント層が足りていないこと、年次が上がればどうしてもマネジメントスキルが求められるからです。
本当は技術を極めたいと思っても、面接ではマネジメントの方に行きたいと答えておきましょう。

ただ、ここで突っ込んでくる企業もいます。
たとえば、
「なぜマネジメントしたいのか?」とか
「マネジメントをするにあたって必要なことは?」とか
「そのために努力していることは?」とか聞かれます。
正直そんなものはないかと思いますが、頑張ってひねり出しましょう。
ただ、ここまで突っ込んだ質問は、返答ができればOKということが多いので、そこまで凝った回答を用意する必要はないかなと思います。
それなりに筋の通った回答ができればいいでしょう。

あと、3年後、5年後、10年後どうなりたいのを考えたほうがいいというアドバイスをよく見ますが、私の場合そのように細かく聞かれたことはありませんでした。
だいたい20社近く面接をしたので、偶然ということはないかと思います。
回答の時は、最終的にマネジメントを目指したいというような感じでOKでした。
ただ、それは私の年齢が若いからかもしれません。
もう少し年次が上がると、もっと具体的なキャリアプランが必要になるのかもしれません。

最後の質問

これも聞きたいことを聞けばいいかと思います。
しかし、それが意外と厄介です。
まず、残業時間や給料について聞くのはNGです。
これらは内定が出てから聞けばいいでしょう。

問題は、ホームページを見ればわかることを聞いてしまうことです。
これをしてしまうと、企業調査をしていないことがバレてしまいます。
まじめに企業調査をすればいいのですが、時間が無かったり、志望企業が多かったりするとなかなか手が回らないということもあります。
そこで重要となる考え方が、直接聞くことでしか絶対に聞けないような質問をするということです。
そうすれば、ホームページを見ていないこともバレずに済みます。

参考までに私がよく使っていた質問を上げておきます。
・私と同じような年代の人はどのような仕事をしているか。
・直近で動いているプロジェクトについて、公開できる範囲で教えてほしい。
・内定までに何を勉強しておけばいいか。

このレベルの質問であれば、他の企業でも流用可能なので、最悪企業調査ゼロでも何とかなります。
あとは質問すると向こうが色々しゃべり始めるので、その言葉尻を掴んで質問するなどもできます。
そういったことを繰り返し、時間が過ぎたら質問を終了させます。
ある程度質問すれば、「聞きたいことがない→企業調査をしていない」という疑いをかけられずに済みます。
どうしても時間がない場合は、使ってみてください。

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その他、よく聞かれる質問としては、
・今までで一番大変だった仕事とそれをどう乗り切ったか
が多かったです。
この質問から、上手いこと自己PRにつなげることも可能です。
そのPR内容が起業の求める能力と一致すれば、なおいいです。

面接で聞かれる内容は、だいたい同じようなものが多いです。
なので、上にあげたものを考えておけば、大丈夫でしょう。
余裕があるならば、他のサイトにあるようなよくある質問集みたいなものへの回答を用意しておくといいでしょう。

以上、参考になれば幸いです。

20代のリアル転職読本

カテゴリー: 仕事術・キャリア
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