慣れないことをするとき、どうしても緊張してしまいます。
そして緊張はミスを産み出します。
ですから、緊張はできるだけ抑えたいものです。
しかし、抑えようと思ってもなかなか抑えられないのが、緊張です。
抑えようとすればするほど、逆に緊張は高まってしまうなんてこともあります。
それでは一体どうすればいいのでしょうか。
そのために重要なのが、緊張の原因を知ることです。
緊張の原因は、恐怖です。
例えば、人前で話すのが緊張するのは、失敗することを恐れているからです。
ですから、自分が何を恐れているのかを考えましょう。
そして、大事なのが本当にそれが恐れるに足るものなのかということです。
つまり、その恐れが現実になったとき、どれだけの被害があるのかを考えるのです。
仮に人前で失敗したとして、どうなるでしょうか。
一時の気まずさはあるかもしれませんが、逆に言えばそれだけです。
またやり直せばいいだけです。
人はそこまで気にはしません。
このように考えれば、自分がいかにとるに足らないことを恐れていたかがわかります。
つまり、緊張の原因が大したものでないと気付くことができるのです。
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