おかしい

おかしいことをおかしいと思えなくなってしまったらおしまい。おかしな環境に慣れてしまわないように気をつけよう!

おかしいことをおかしいと思うことは大事なことです。
なぜなら、それは改善の余地を見つけるということだからです。

おかしい部分を直していけば、ものごとはどんどん良くなっていきます。
だから、おかしいことをおかしいと思えることは大事なのです。

おかしい

「おかしいことをおかしいと言う」ことは大事なことです。
しかし、おかしいことをおかしいといえない状況があるのも事実です。
周りの圧力などで、おかしいけれど仕方ないと妥協してしまうこともあるでしょう。
しかし、そういったことに慣れてしまうと、だんだんおかしいことをおかしいと思えなくなってしまいます

たとえば、残業代がでないのはおかしいことです。
しかし、周りの人間がその環境に甘んじていると、それをおかしいと思えなくなってしまいます。
みんなが我慢しているのだから、仕方ないという思考になってしまうのです。
おかしな環境に慣れてしまうのです。

おかしいことをおかしいと主張しよう

こうならないために、一番いいのは、主張することです。
上の例で言えば、「残業代がでないのはおかしい!」と抗議することです。
しかし、そのような行為は時として、周りとの軋轢を生みます。
穏便に過ごすためには、周りに合わせることも必要です。
だから、周りに合わせても、腹の底でおかしいと思っていることを自覚することが大事です。
日記に書いてみたりするのもいいです。
とにかく、周りの環境に慣れてしまわないように気をつけましょう。

いろいろな環境を知ろう

後は、いろいろな環境を知ることも大事です。
比較対象がないと、おかしいかどうかわからないです。
しかし、比較するものが在ればそれを基準におかしいかどうかを判断することができます。
だから思い切って、別の環境に身を置いてみるのも防衛策としてはありかもしれません。

主張しなければどんどん悪い方向に行ってしまう

おかしいと思えなければ、ものごとはどんどん悪い方向に向かっていきます。
おかしな環境に甘んじていれば、その環境はどんどん悪くなるばかりです。
それに慣れるにつれて、おかしいと思う感覚も鈍くなってしまう。
そしてさらに環境は悪くなる…
そのようなスパイラルが起きてしまえば、もう手の付けようがありません。
おかしな環境にあっても、自分自身のおかしいと思える感覚はなくさないようにしたいものです。

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

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