あなたのストレスが絶えないのは、自己中心的思考が原因かもしれない
人は自分の要求が通らない時にストレスを感じてしまいます。
逆に言えば、ストレスの多い人というのは要求が通らないことが多いとも言えます。
しかし、人間というのは生きている以上、欲求が生じるもの。
では、同じように要求が通らないのであれば、なぜストレスの多い人とそうでない人がいるのでしょうか?
それは、要求が多いかどうかが原因です。
ストレスの多い人は要求が多く、そうでない人は少ないのです。
では、なぜ要求の多少が生じるのでしょうか?
それは、その人の考え方に問題があります。
要求が多い人というのは、自己中心的な考えの人です。
自己中心的だから、要求が多くなる。
そして、自己中心だから、要求が通って当然のものだと錯覚してしまう。
通って当然のものが通らない。
だからそれがストレスとなってしまうのです。
言い方を変えれば、要求が多い人というのは、要求のハードルが高いとも言えます。
普通に考えれば通るはずのない要求を通そうと考えてしまうのです。
ですから、ストレスが多い人がそのストレスから逃れるためには、まず考え方を変えなければなりません。
自分の要求は通らなくて当たり前だということを理解しないといけません。
この世には様々な人が様々な思惑を持って生きています。
そのような中で自分だけの希望が通るわけはないのです。
どうしてもそれを通したいのであれば、相応の努力が必要となります。
何もしないで思っているだけで希望が通るわけがないのです。
ストレスが絶えない人は、そこのバランスが崩れているのです。
普通に考えて通らないような要求が通ると思ったり、
要求を通すのに必要な努力の量の見積もりが甘かったり。
これらの認識を改める必要があります。
自分の思い通りにならないのは当たり前。
そのことを理解するだけで、ストレスはだいぶ軽減するのです。
まずは、自己中心な考え方をやめることから始めてみましょう。
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