b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

努力がつらいときは、自分よりつらい人を見よう。自分がいかに恵まれているかが理解できるはず。

毎日取り組んでいると、時折もうやりたくなくなる時がきます。
そのような時、嫌々やっているという感覚に陥ります。
しかし、本来は自分がやりたいと思って始めたこと。
そのことを思い出せば、またやる気が湧きてきます。

やる気

そもそも、自分がやりたいと思ったことをやれているというのは、感謝すべきことです。
やりたくてもやれない人もいます。
環境が整ってなかったり、時間的に余裕が無かったり。
そのような人たちがいる中で、自分は努力ができる。
しかも、それを自ら望んでです。

このように考えれば、自分がいかに恵まれた境遇にいるかが理解できるはずです。
自分の意思で自分の思った通りに行動できることは、素晴らしいことです。

ですから、そのように生きることができているのに、それに対し不満を覚えるのは、本来はおかしなことなのです。
ただ、そうはいっても人間ですから、たまには嫌になることもあります。
そんな時に、自分は本当は恵まれているのだということを再認識することは大事です。

自分が恵まれていると感じるためには、自分よりも恵まれていない境遇の人がいることを知らないといけません。
人間は比較することでしかものごとを判断できないからです。
たとえば、自分よりも仕事が忙しい人、自分よりも収入が少ない人。
そのような人たちのことを考えてみるのです。
そうすれば、自分がどれだけ恵まれているのか。
自分がどれだけわがままなことを言っているのかを理解できるはずです。

自分のことばかり考えていると、自分がいかに恵まれているかがわからなくなります。
ですから、努力が嫌になったら、一度立ち止まって周りを見渡してみましょう。
そうすれば、いかに自分が幸せであるかがわかります。
いったん努力から離れることで、またエンジンがかかるという事ですね。
他人の境遇を知るためには本を読むことも非常に有効なので、一度まとまった読書の時間を取るのもいいかもしれません。

下流中年 一億総貧困化の行方 (SB新書)

カテゴリー: 努力
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