b00k.jp ~積み上げ式読書ノート~
公開日:
最終更新日:2016/06/19

既存のルートに乗せることに執着しない。その子の幸せを考えなさい。

子どものIQが低いことで悩んではいけない。
頭が悪いのは仕方ないこと。
それは、その子のせいかもしれないし、親のせいかもしれない。
頭の悪い親から、頭のいい子供が生まれるわけがない。
それにも関わらず、頭がいい子供のルートに乗せようとするから、親も子も苦しい。
親は思い通りにならないから苦しい。
こどもは親の期待に沿えないから苦しい。
身のほどをわきまえず、無理を通そうとするから、お互い辛くなる。

こどもの幸せ

視野狭窄になってはいけない。
生きるルートは一つではない。
そのルートだけにこだわりすぎないことが大事。

既存のルートに乗せようとするのは、逃げに過ぎない。
新しいルートを考えることの手間からの逃避。
それ実践することに対する不安にからの逃避。
子どもの人生に対する責任からの逃避。
親が楽をした結果、子どもが苦しむことになる。

既存のルートに乗せようとするのは、誰のため?
ほんとうに子供の幸せを願っているのか。
「自分は最低限の教育を施した」
そういった責任逃れの言い訳を作りたいだけではないのか。
幸せを願うなら、どうして子供はそれによって苦しんでいるのか?

楽をしようとしない。
子どもを育てるというのは、人ひとりの人生に対して責任を持つこと。
どうやったって楽になるわけなどない。

既存の教育。
既存の考え方。
人を育てるということに対して、まるでマニュアルがあるかのように考えている人が多すぎる。
決められた手順に沿って、決められたことをすれば勝手に育つ。
人を育てることがそんなに簡単なわけがない。
まずは、それを理解しなければならない。

人を育てるのに正解はない。
どうすれば、その子のためになるのかを真剣に考えなければならない。
既存の方法に逃げてはいけない。

人ひとりの人生に対し、責任を持つ。
その覚悟がないのならば、子どもなど産むべきではない。
子を授かるという事をもっとよく考えなさい。

自分のうけいれ方(愛蔵版)

カテゴリー: 教育
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