既存のルートに乗せることに執着しない。その子の幸せを考えなさい。
子どものIQが低いことで悩んではいけない。
頭が悪いのは仕方ないこと。
それは、その子のせいかもしれないし、親のせいかもしれない。
頭の悪い親から、頭のいい子供が生まれるわけがない。
それにも関わらず、頭がいい子供のルートに乗せようとするから、親も子も苦しい。
親は思い通りにならないから苦しい。
こどもは親の期待に沿えないから苦しい。
身のほどをわきまえず、無理を通そうとするから、お互い辛くなる。
視野狭窄になってはいけない。
生きるルートは一つではない。
そのルートだけにこだわりすぎないことが大事。
既存のルートに乗せようとするのは、逃げに過ぎない。
新しいルートを考えることの手間からの逃避。
それ実践することに対する不安にからの逃避。
子どもの人生に対する責任からの逃避。
親が楽をした結果、子どもが苦しむことになる。
既存のルートに乗せようとするのは、誰のため?
ほんとうに子供の幸せを願っているのか。
「自分は最低限の教育を施した」
そういった責任逃れの言い訳を作りたいだけではないのか。
幸せを願うなら、どうして子供はそれによって苦しんでいるのか?
楽をしようとしない。
子どもを育てるというのは、人ひとりの人生に対して責任を持つこと。
どうやったって楽になるわけなどない。
既存の教育。
既存の考え方。
人を育てるということに対して、まるでマニュアルがあるかのように考えている人が多すぎる。
決められた手順に沿って、決められたことをすれば勝手に育つ。
人を育てることがそんなに簡単なわけがない。
まずは、それを理解しなければならない。
人を育てるのに正解はない。
どうすれば、その子のためになるのかを真剣に考えなければならない。
既存の方法に逃げてはいけない。
人ひとりの人生に対し、責任を持つ。
その覚悟がないのならば、子どもなど産むべきではない。
子を授かるという事をもっとよく考えなさい。
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