プレゼンを良くするコツ。聞き手が頑張らなくても話が入ってくるようなプレゼンを目指そう!
いいプレゼンとはどのようなものでしょうか?
構成、スライド、話し方…
細かい要素を上げていったらきりがありません。
ですが、一番大事なのは、聞き手にストレスなく話が入っていく事ではないでしょうか。
どれだけいい発表でも、聞き手がすんなりと理解できなければ意味がありません。
また、聞き手はそこまで集中して発表の内容を聞いているわけではありません。
ですから、発表の内容がいいことはもちろんですが、それ以前に聞き手が頑張らなくても話が理解できることが望ましいです。
聞いているだけで、その論旨を自然と理解できることが目標です。
では、そのためにはどうすればいいでしょうか?
それぞれの要素を詳しく考えてみましょう。
論旨
すんなり理解できる論旨であるためには、シンプルであることが大事です。
シンプルである判断基準としては、「結局、何が言いたいのか」が一つの指標になります。
自分の一番伝えたいことを、端的に短い言葉で言い表せることが望ましいです。
構成
話の構成も工夫する必要があります。
きちんとした構造が必要です。
ここでも重要なのは、シンプルさです。
たとえば、こういう問題があって、このように考えて、実施した。
その結果こうなったので、次回はこの点を気をつけたい。
といった感じです。
このように話の流れがスムーズにつながることが大事です。
スムーズにつながるとは、すなわち「なぜ」が明確であることです。
なぜ、今この話をしているのか?
なぜ、そのような結論になるのか?
そういったものがすんなりと理解できることが、論旨の明確さになります。
スライド
スライドにおいても目指すのはシンプルさ、わかりやすさです。
そのためには、1スライド1メッセージの原則を守りましょう。
そのスライドが伝えたいメッセージを一つに絞るのです。
一つのスライドにいろいろな情報を詰め込むと、どこを見ていいのかがわかりにくくなります。
それによって、余計なストレスが発生し、純粋に発表に集中できなくなります。
一目見て何を伝えたいのかがわかるような、視覚に訴えるスライドづくりを目指しましょう。
話し方
話し方も重要な要素です。
ここでも目指すべきは、わかりやすい話し方です。
聞いていて違和感なく、内容を理解できることが望ましいです。
そのために、単語や文の切れ目を意識しましょう。
適切な場所で、息継ぎや間を入れることで、文や単語のまとまりがわかりやすくなります。
それにより、内容が理解しやすくなります。
また、抑揚や緩急をつけることも重要です。
重要な個所や話の転換点では、リズムや声の調子に変化をつけましょう。
一定の調子だと聞き逃してしまいますが、変化が起きれば意識が向きます。
どこを集中して聞けばいいのかをガイドするようなつもりで話すといいでしょう。
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プレゼンは聞き手あってのものです。
そして、その聞き手の時間をいただいて、発表していることを意識しましょう。
そうすれば、おのずと相手に優しいプレゼンになるはずです。
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