何かをする前に勉強するのではなく、やりたいことをしながら学んでいく事が重要
私たちは、何か新しいことをする時、その分野の勉強をしてから挑もうとします。
準備をするのはいいことです。
しかし、やる前から何の準備が必要かなんてことはわかりません。
いざやってみたら、あれが足りない、これが足りないとなるはずです。
つまり、やる前に勉強しようとしても、それですべてを補うことは不可能なのです。
何が必要かなんてやってみなければわからないからです。
それにも関わらず、準備を完璧にしようとすれば、いつまでたってもスタートを切れません。
事前に完璧な準備をすることが不可能であるなら、勉強はそこそこに走り出してしまうのがいいです。
走りながら、その都度必要なことを学んでいくのです。
実際に取り組む中で学んだことの方が身になるし、必要に迫られれば学習スピードも質も格段に上がります。
ですから、いろいろ悩んでいつまでも準備をするよりは、さっさと走り出してしまった方がいいというわけです。
また、準備を完璧にしたいというのは、失敗したくないという考えが裏にあります。
失敗したくないから、あらゆる事態を想定して完璧な準備をしようとするのです。
もちろん、そんなことは不可能です。
それに、失敗することは別に悪いことではありません。
むしろ、新しく始めることが何の失敗もせずに上手くいくはずがありません。
失敗するのは当たり前のことなのです。
あれこれ考えて動かないのではなく、まず動くこと。
そうすれば、次にすべきことが見えてくる。どうしてもやりたいこと、やらなければいけないことに取り組みながら、必要な情報を取り入れ、知識を身につけていく方がはるかに効率は高い。
やってみてわからないことは人に尋ねたり頼んだりすればよいだけの話だ。
考えてもわからないことはたくさんあります。
それを、うんうん悩んでいるよりは、さっさと行動してしまった方がいいという事です。
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